外構工事って何?素朴な疑問にお答えします!

家を建てる際に不可欠な「外構工事」。よく聞く言葉ですが、実際にどの部分の工事をするのか、ご存知でしょうか?
お庭?フェンス?塀?生け垣?駐車場?どれも正解です。「外構」とは、平たく言えば、敷地内の建物以外を指します。したがって、「外構工事」といえば、舗装工事、排水工事、造園植栽工事などまでの、建物以外の工事はすべて含まれるものと考えて良いですし、お家の外周りには、お庭も、外構もエクステリアもあるので、全てひっくるめて考えていくのが良いでしょう。

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目次

外構工事は本体工事に含まれないの?
外構のデザインはどんな種類があるの?
クローズ外構
オープン外構
セミクローズ外構
外構工事の費用の目安はどれくらい?
フェンス
駐車場
門扉・門柱
外構工事はいつすすめるのがベストなの?
本体ができる前
本体と同時に
本体ができた後
外構ってDIYできるの?
まとめ

外構工事は本体工事に含まれないの?

外構工事やお庭の工事は「本体工事に含まれている」と思っている人も多いかもしれません。でも注文住宅の場合は、含まれていないことが多数ということをご存知でしょうか?
マンションや建売住宅の場合は、土地と建物がセットになった状態で販売されています。すなわちある程度外構やエクステリアが揃った状態で購入することができます。しかし、注文住宅の場合は、土地探しから建物の設計・建築に至るまでゼロから作り上げていきます。つまり、外構やエクステリア、お庭などの部分も別途作っていく必要があるということです。
別途作るということは、当然見積もりも別になります。本体価格に含まれていると思って、安心していたら外構工事は含まれていなくて焦った!というのもよく聞く話です。また、外構工事のパターンも「ハウスメーカーにそのままお願いする」「自分で外構業者を選ぶ」「自分たちで施工する」など、さまざまな選択肢があります。どの手法を選ぶ場合も、外構は外構で別途打ち合わせする必要があるので忘れないようにしましょう。

外構のデザインはどんな種類があるの?

外構のデザインは、道路や近隣との関係、備える特徴などにより、大きく3つの種類に分けられます。
お好みや土地に合った外構づくりの参考にしてみてくださいね。

クローズ外構

敷地と周辺の境界を高めのフェンスや生け垣などで完全に区切り、よりプライバシーを守りやすく、外の視線を気にせず暮らせる家をつくる外構です。お子様やペットが道路に飛び出しにくい、不審者が外から侵入しにくいなどのメリットもあります。ブロックなどで、完全に視線を遮るのではなく、光が適度に差し込み、風通しの良い「フェンス」などの素材を選ぶこともできます。

オープン外構

敷地と周辺との境界に塀などを一切つくらず、あえてオープンに見せる構造です。
光を十分にとりいれることができ、風通しも良く、開放感があります。また低コストですむのというのも特徴です。周囲との境界に隠すものがないため、外から見えて落ち着かないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。お家が北向きの場合など、日当たりの面で工夫が必要な住宅では、オープン外構をつくるケースも多いです。

セミクローズ外構

フェンスや生け垣などで敷地の一部を囲み、近隣と程よい距離感をつくる外構を「セミクローズ外構」と呼びます。お庭はオープンにし、リビング周辺は庭木などで目隠しをするなど、見える場所と見せない場所を分けてつくることで程よい抜け感と、防犯性の両方を保つことができます。

外構工事の費用の目安はどれくらい?

先に述べたとおり、外構工事の予算は、住宅本体とは別で組む必要があります。どこに何を施すのかによって予算の幅はありますが、およそ建物本体の10%程度の費用をかけると、バランスの良い外構になると言われています。以下は、外構部位ごとの施工費用の目安です。是非参考にしてみてください。

フェンス

素材や形状などにもよりますが、幅200cmで約5万円くらい(材料・工事費込み)のことが多いようです。それに設置する長さをかけることでおおよその目安を出すことができます。例えば、20mに渡ってフェンスをセットするならば、20m=2000cm=200✕10mですから、5✕10=約50万円くらいが目安となります。

駐車場

カーポートを設置するには、車1台用で約15万円くらいから、2台用で約30万円~、3台用で約50万円くらいが目安となるでしょう。
また、駐車スペースの仕上げによっても変わります。例えば、コンクリート敷きにする場合は1㎡あたり約1万円くらいが目安。アスファルトにするのであれば、1㎡あたり約5,000円くらいです。他にも砂利を敷いたり、枕木を設置したりと仕上げによって大きく差が付く項目です。

門扉・門柱

大きさ/デザインによって変動しますが、一般的な大きさの住宅で門柱・門扉・インターホンの組み合わせで約30万円前後です。ここに植栽などを入れたり、門のグレードを上げていくと、価格も変動します。

以上は、代表的な項目の目安です。
他にも、サンルームを作ったり、物置を設置したり、生け垣を設けたり、芝生や植栽をしたりと、さまざまな仕上げが可能です。ただ、外構工事にかかる費用は、施工する内容はもちろん、敷地の広さ(外構工事をする面積)や周辺環境(隣地との接し方)などによって大きく変わります。

敷地の境界線に門扉などを設けない「オープン外構」と、道路や近隣からの視線を遮断し敷地内を見えにくくする門扉や塀などを設ける「クローズド外構」、どちらのタイプにするか。
どのような種類・グレードの建材を使うかなど、コストのアップ&ダウンにかかわる項目はたくさんあります。
フルオーダーメイドになりますので、自分たちの予算はもちろん、暮らし始めたときのことを想像しながらどのような外構がベストか、施工業者としっかり打ち合わせをしましょう。

外構工事はいつすすめるのがベストなの?

外構工事は本体と別と述べました。では、いつ工事を進めるべきなのでしょうか?
①「本体ができる前」 ②「本体と同時に」 ③「本体ができた後」
実はどれも正解です。ただし、それぞれ注意点があります。

①「本体ができる前」

本体ができる前にどんな工事ができるの?…と言っても実際の施工はしません。住宅の図面を描く際=本体ができる前に、どこに何を配置すれば家族が快適に暮らせるのかを検討する作業をすることができます。
例えば、門の向きはどうするのか?門と駐車場はどのくらい離すのか?玄関までのアプローチに何を置くのか?シンボルツリーは?外からの目隠しは?などなど、本体ができる前なら、実際の暮らしを考えながら、家本体と一緒に考えていくことが可能です。ただし、あくまで施工前の話なので、実際は本体と外構と、実際の仕上がりを見ながら調整する部分もあります。

②「本体と同時に」

本体ができたと同時に暮らし始めたい…という場合は、この選択肢になります。ある程度揃った状態で暮らし始めることができるよう、本体とほぼ同時進行で外構を作っていきます。その場合、本体と外構それぞれの支払いが発生しますので、金銭的な負担は大きめ。ハウスメーカーに外構も任せる場合なら、住宅本体と一緒にローンを組むことも可能ですので、ある程度、外構の仕上がりが想定できるのであれば、本体と同時に施工をするのもオススメです。

③「本体ができた後」

ひとまず本体を作ってから、外構を考えるのがこのパターン。暮らし始めは何もないけれど、後から必要に応じて外構を考えていくという人もいます。このパターンのメリットは、実際に必要な外構工事を施せること。また、本体とは別に工事をすることで、住宅購入時の金銭的な負担は少なくなります。デメリットは、外構のない状態が続くこと。フェンスがないため外から丸見えだったり、埋戻しの土肌の状態で駐車スペースから砂土が流れ出たりと、この状態で長く過ごすのはあまりおすすめできません。まずは優先度の高い工事を本体と同時に施工し、それ以外は本体ができた後に…というハイブリッドなスタイルがオススメです。

外構ってDIYできるの?

近年人気のDIY。外構だってもちろん可能です。例えばアプローチに砂利やレンガを敷く、庭に芝を張るなど、建物の性能にかかわらない部分や施工が比較的簡単な工事は、DIYで仕上げることができます。
建材を自分で選ぶことでコストダウンができることもあります。DIYに慣れている人であれば、外構をDIYすることも選択肢に入れても良いでしょう。
ただし、費用を抑えたい目的だけでDIYするのは決しておすすめできません。家本体はもちろん、外構は一度施すと変更することが難しい項目です。また長い期間、家族が過ごす場所になりますので、素人仕上げでは外観はもちろん、耐久性などに問題があることも多いです。電気の配線などは、免許を持ったプロが担当しないと、思わぬ事故が発生することもあります。施工会社の理解や協力が必要なことも多いので、事前によく相談しましょう。

まとめ

外構工事の項目は非常に多岐にわたります。それだけに難しいことも多いですが、一つ一つを組み合わせて理想の外構が手に入ったときの喜びは、住宅本体に勝るとも劣りません。
外構エクステリア関係の予算の組み方や住宅とのマッチング、その土地や環境にマッチするシンボルツリーや庭木などの植栽など、疑問な点は、ぜひ庭.proにご相談ください。
ご要望をお伺いした上で、最適な進め方や、理想を実現する方法をご提案致します。

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2024年1月24日更新
執筆者:造園技能士 竜門 健太郎

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