門扉・塀のお手入れと注意点

門扉と塀のお手入れをしよう
 
門扉や塀は、敷地の範囲を明確にしてくれる仕切りであり、防犯性を高めてくれるものです。玄関よりも前に構えているので、外壁や屋根と同じくらい人目につきやすい箇所ともいえます。
ただ、住んでいる人からすれば、毎日目にする門扉と塀。なかなか汚れや劣化には気づきにくいものです。
今回は、そんな門扉と塀のメンテナンスについてご紹介していきます。

目次

補修・リフォームの目安症状
門扉・塀のお手入れ方法

こんな症状が見られたら要注意!補修工事の目安症状

門扉と塀はお家を守るためには重要なものですが、雨風にさらされるために傷んでいくことは避けられません。傷みを放置すると様々な問題や劣化の症状が現れます。

扉がぐらつく

扉がぐらついたり不安定になっている場合は、肘壺(ひじつぼ)のネジがゆるくなっている可能性があります。
ほとんどの場合が、肘壺(もしくは蝶番)のネジを締め直すと改善されます。

扉の開け閉めがしづらい

稀に肘壺のネジがゆるんで開閉に影響が出ている場合もあります。一度確認してみましょう。
ネジを締め直しても改善されない場合は、部品が破損してしまっている可能性が高いです。こうなってしまうと、ご自身での修理は難しくなってしまいますので、早めにプロにご相談されることをおすすめします。

錆びている

材質によっては錆に強いものもありますが、汚れたまま放置してしまうと腐食してしまうことがあります。錆を落として腐食を防ぎましょう。

カビや藻が発生している

門扉や塀は屋根が無い場所がほとんどです。雨水を受けて汚れてしまうと、表面の防水性が弱まり、カビや藻が発生してしまいます。

門扉・塀のお手入れをしよう

一口にお手入れといっても、門扉と塀にはそれぞれ使用している材質が異なります。
材質別でお手入れの方法も異なりますので、参考にしてみてください。

門扉のお手入れ方法

定期的なお手入れであれば、軽い汚れであれば、水拭きをしてから乾拭きをしましょう。
汚れが落ちなければ中性洗剤で洗い、水拭き後に乾拭きで仕上げます。
錆や傷が無いかをチェックし、必要であれば補修をしましょう。
 
・スチール製の門扉
スチール製の錆は赤サビになります。
錆が見つかったら、スチールたわしや紙やすりで落としましょう。錆が落ちたらサンドペーパーで磨き、錆止めの塗料を塗り、塗装を施します。
 
・アルミ製の門扉
アルミ製の錆は白サビになります。ワイヤーブラシや紙やすりで錆を落としましょう。
必要であれば最後にアルミ艶出しの塗装を施すとより綺麗になりますよ。

注意

サビが出てしまうのは、腐食しているためです。
サビを落とさず放置してしまうと穴が開いてしまう可能性があるので、早目のお手入れをおすすめします。特に切断部分やネジ止めの部分はサビが出やすい箇所なので、注意が必要です。
また、金属製のブラシや目の粗いやすり等でこすってしまうと傷が付いてしまいます。中性洗剤については、薄めてた物を使用し、最後はしっかりと洗い流してください。傷が付いたり洗剤が残ると腐食の原因になってしまいます。

塀のお手入れ方法

砂ほこりや土であれば、スポンジやたわしで水洗いをしながらこすれば落とすことができます。
スポンジやたわしで落ちない黒ずみやコケについては、薄めた中性洗剤を使用して落としましょう。
黒ずみやコケが広範囲に発生している場合は、高圧洗浄機を使用してもOKです。ただし、距離が近すぎると塀を傷つける場合がありますので、距離や水圧を調整しながら使用しましょう。

最後に

門扉や塀は家の顔とも言われます。定期的なお手入れをすれば綺麗な状態を保つことができます。
年間で1~2回のお手入れが望ましいです。門扉の塗装は3~5年に1回程度でメンテナンスすることをおすすめします。
特に門扉は少しお手入れしてあげるだけで、お家全体の見栄えも良くなりますよ。

もし不器用なのでお手入れに自信が無い、お手入れだけではどうしようもできないほど腐食や損傷が見られる…などがあれば、お気軽にご相談ください。
 

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