結露・水道管の凍結の予防と対策【住まいのお手入れカレンダー:2月】

窓の結露防止

暦の上では「立春」とはいえ、例年本格的な寒さに見舞われる2月。

家の中で過ごす時間が長い時期だけに、暖房を点けている時間が増えるほど換気をする頻度が少ないご家庭も多いのではないでしょうか?
家の中は温かくても、換気を控えていると、結露やカビが繁殖してしまうので、しっかりと対策をしましょう。

暖房による結露

暖かい空気は水分をたくさん含むことができますが、冷たい空気は水分を少ししかを含むことができません。
暖房によって暖められた空気が冷たい窓に触れると凝縮し、含みきれなくなった水分が水滴として窓に現れます。この結露は自然現象のため、避けることはできません。
ただ、毎日のことなので掃除が面倒で放置してしまいたくなりますが、水分はゴミを吸収しやすいため、そのままにしておくとカビやダニ等の繁殖を促してしまいます。

結露のお手入れ方法

■雑巾・新聞紙で拭く
下から上に向かって拭くことで、水が下に垂れることも、窓枠を塗らすことも防止しながら掃除ができます。
新聞紙であれば、拭き終わったらそのままゴミとして捨てられるので冷たい水で雑巾を洗う手間が省けます。また新聞紙のインクの成分が油分を分解してくれる上に、ツヤ出し効果があるので、ピカピカになりますよ。

■ワイパーで水滴を取り除く
市販の「結露取り用のワイパー」も人気があります。持ち手がタンクになっているものもあれば、ペットボトルを持ち手にして装着できるものも販売されています。
結露を取り除いた後はタンクに溜まった水をそのまま捨てるだけなので、便利グッズを利用すれば簡単にお手入れができますよ。

ひと手間加えて水滴をつきにくくしよう

■中性洗剤で拭く
中性洗剤を薄めた水で拭くと、水がつきにくくなります。
洗剤で拭くことで、界面活性剤の働きにより水が薄い膜になり、早く乾燥することで結露対策に用いられています。

■換気する
なるべく湿気を室内にこもらせないために、こまめに換気しましょう。
寒い時期になるとどうしても外気に触れることが億劫になってしまいがちですが、最低でも1日1回は窓を開けて空気の入れ替えを行いましょう。結露は一気に冷え込む夜に起きやすいので、寝る前の換気が効果的です。
また、可能であれば常時換気扇を回すことをおすすめします。

■除湿機、除湿剤を置く
冬場は乾燥を気にして加湿器を利用しがちですが、加湿をすると結露を促してしまいます。
除湿機等で湿度を調整し、冬場で適切といわれる50~60%を保てるよう調整すると良いでしょう。

■窓にテープやフィルムを貼る
窓の下に貼って結露の水が垂れるのを防ぐ吸水テープや、熱を伝えにくくし結露を防ぐ断熱フィルム等もあります。100円ショップやホームセンター、通販でも購入できるものがありますよ。

注意

窓周辺に物を置いていると、結露した水が付着して汚れることがあります。
特にカーテンは濡れやすいため、放置しているとカビが繁殖し黒ずみが落ちにくくなってしまいます。
また、カーテンを開け閉めすると菌を室内に広がってしまいますので、洗濯をしてきれいにしておきましょう。

水道管の凍結

水道管の凍結防止

水は凍ると膨張して体積が増えます。気温が零度以下に下がると水道管や推薦金具にヒビが入ったり、破損してしまいます。一般的に気温がマイナス4℃以下になると水道管の凍結や蛇口の破裂が多く発生します。
2月はまだ冷え込む季節ですので、気がついたら水道管が凍結してしまった…なんてことになりかねません。
水道管が凍結してしまうとお風呂や洗濯機が使えないなどの日常生活に支障をきたす上に、水道管そのものが破損すれば交換が必要になってしまうこともあるでしょう。

いざ水道が使えないなんてことにならないように、しっかりと対策をしておきましょう。

水道管の凍結防止対策

屋外編:保温材の取付け
屋外の配管や散水栓には保温材の取付けが効果的です。また、保温材がついていても、古くなって表面のテープ等が損傷すると効果が薄れるので、取替えが必要になります。

■屋内編:水道管にテープ・タオルを巻く
屋内で出来る凍結防止策のひとつとして挙げられる方法が、水道管にテープやタオルを巻きつけておく方法です。シンク下や洗面台の下の給水管付近や、メーターボックス内のメーター付近の水道管にタオルや保温材などを置いて保温する方法もあります。

■水を出しっぱなしにしておく
夜寝ている間に凍結し、翌朝水道が使えなくなった!なんてことにならないよう、一晩水を出しっぱなしにしておくという方法です。
出す水は、つまようじ~竹串程度の細さで、水が途切れず流れればOKです。
これだけでも水道管が凍結しづらくなりますよ。

注意

水道料金がかかるので水の出し過ぎにはご注意を。また、お湯を出しっ放しにすると、ガスの安全装置が作動する可能性があるので、「お湯」ではなく「水」を出す様に注意しましょう。

万が一水道が使えなくなったら…?

水道管が凍結した!
凍結してしまった場合は、水道管にタオルを巻いた上から少しずつ「ぬるま湯」をかけて溶かしましょう。熱湯は水道管が破損する恐れがあるので、「ぬるま湯」が基本です。

水は出るがお湯が出ない!
給湯器の給水管が凍結している可能性があります。直接ぬるま湯をかけるのが難しい場合は、ドライヤーなどで暖めるのも効果的です。

水道管が破損した!
水道管が破損したら、まずは元栓を閉じましょう。
指定された水道工事店やお近くの水道工事店、水道局へ連絡をしましょう。

最後に

2月に注意したい住まいのメンテナンスとして「結露防止」と「水道管の凍結防止」についてご紹介しましたが、いずれも気づいたらカビが…凍結が…困った!なんてことにならないように、日々点検やお手入れをしてみてください。
住まいの断熱対策や、給排水の修理などが必要な場合は、「KGコンシェルジュ(ケージーコンシェルジュ)」にお気軽にお問合せください。