ドア・サッシ・窓・網戸を徹底掃除!
家の外に面しているドアや窓がキレイだと、家全体が美しい印象になります。
しかし、ドア・窓、サッシ・網戸などの外周りは、常に雨風にさらされ、砂埃などで汚れやすい場所です。
汚れを放置していると傷みの原因にもなり、こまめな手入れが必要です。
この記事では、ご自分で出来る家のドア・窓など外回りをキレイに保つコツをご紹介します。
玄関ドア・勝手口ドアのお手入れ方法
金属製ドアの場合
- ホコリなどはカラ拭きで取り除きましょう。
- 汚れが目立つ場合は、住まい用洗剤を使用して汚れを拭き取り、そのあと水拭き・カラ拭きをしましょう。
木製ドアの場合
- 木製のドアは水拭きはしないでカラ拭きしましょう。特に木製ドアは水に弱いので、雨が降った後などは水分を拭き取るようにしましょう。
- 月に1~2度くらい専用ワックスで磨くと、美しさが保て耐久性もぐっと良くなります。
注意
- シンナー・ベンジン・クレンザー・たわしなどを使用すると変色やキズの原因になるので、使わないようにしましょう。
- カギのしまりが悪くなった場合は、市販の錠前滑りなどを利用しましょう。
- ミシン油などを注すと、逆にホコリなどが付着しやすくなり、滑りにくくなります。
サッシのお手入れ方法
- ホコリなどは、乾いた雑巾でカラ拭きしましょう。
- カラ拭きしただけでは落ちないガンコな汚れは、住まい用洗剤を薄めて使い、水拭きします。水拭きの後のカラ拭きも忘れないようにしましょう。
- サッシのレールに溜まったホコリやゴミは、まず掃除機で吸い取ります。歯ブラシなどを使うと細部に効果的です。
- 仕上げに水拭きをして、さらにカラ拭きをします。
注意
- アルミはアルカリ性の洗剤に弱いので、使用しないでください。
- シンナー・ベンジン・クレンザー・たわしなどは変色や変質の原因となるので使わないようにしましょう。
窓ガラスのお手入れ方法
窓ガラスがきれいになっていると、家全体の印象がきれいに見えます。
窓ガラスのお手入れはこまめにしましょう。
- まず固く絞った雑巾で拭きましょう。
- ひどい汚れの場合は、ガラス用スプレー洗剤を使用しましょう。
- スクイージーを利用すると効果的に汚れが落とせます。
- 水に浸した新聞紙をよく絞ってからガラスを拭くと、新聞のインクの成分と石油系の溶剤の相互作用により、驚くほどきれいになります。
- スリガラスは、カラ拭きしましょう。
- 手垢の汚れなどカラ拭きで落ちない場合は、雑巾にガラス用洗剤を含ませて拭きましょう。
注意
- 高いところの窓ガラスのお手入れは危険ですので、くれぐれも気を付けましょう。
- ガラスにヒビが入ってしまった場合は、応急処置としてガムテープなどを貼って補強しておきましょう。セロハンテープは使用しないようにしてください。
- 応急処置をしたガラスは放置せず、取り換えは早めにしましょう。
網戸のお手入れ方法
網戸はホコリが溜まりやすい場所です。そのまま放置しておくと、風通しが悪くなり痛みの原因となるので、定期的なお手入れを心がけましょう。
- 乾いた大きめのスポンジで網戸の表と裏の両側から挟み、ホコリを落とします。
ときどき、スポンジの汚れをはたいて、繰り返しましょう。 - ひどい汚れの場合は水洗いをします。
- 網戸を外し、住まい用洗剤を含ませたスポンジやブラシで洗います。ホースなどでよく水をかけ、乾かしましょう。
- 保管する際は梱包して保管すると、網戸が長持ちします。
- 網戸に穴が開いた場合は、補修することをお勧めします。
- 網戸が破れたときは、破れた穴の形を整え、新しい網を穴よりやや大きめに切り、ビニール用接着剤を塗って押さえます。
注意
- 網戸はガラス戸と比較して強度が弱いため、開閉の際にも気を付けましょう。
- 転落するおそれもあるため、お子様がもたれかかったりしないよう、特に注意しましょう。
まとめ
部屋の掃除に比べてドアや窓、サッシ、網戸などの外回りの掃除はついつい後回しにしてしまいがちですよね。そして掃除を怠っている場合、ホコリや汚れがほぼ確実に溜まっているはずです。
換気をしようと窓を開けたときにふとサッシを見たら、ホコリや汚れが隅の方にびっしり、黒いポツポツとしたカビも生えていた……なんてことも珍しくありません。
カビがひどい場合だと、窓やカーテンにまで広がってしまうこともあります。
住まいを常に清潔な空間にするためにも、美しい外観を維持するためにも、定期的なドア・窓・サッシなどの外回りの掃除は行いましょう。