屋根瓦の種類やリフォームの費用相場・最適な時期は?

屋根瓦

瓦屋根の葺き替えリフォームをしたい時、各屋根瓦のメリット・デメリットや、価格がどの程度かを知っておくと安心ですよね。
そこで今回は、瓦を選ぶ前に知っておくべき「釉薬瓦(陶器瓦)」「いぶし瓦」「セメント瓦」などの種類や特徴、屋根瓦の主な形状の違い、そしてリフォームする際の費用相場について、ご紹介します。

屋根瓦の種類やリフォームの費用相場・最適な時期は?

 

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1.瓦屋根の特徴

事例1-9

瓦は現存する日本の戸建て住宅で最も使われている屋根材です。
屋根材全体の半分以上を占めていると言われています。(2017年現在)

瓦の中でも現在最も流通している瓦は陶器製です。
陶器製の瓦そのものの耐久性は高く、適したメンテナンスをおこなえば50年~60年はもちます。
しかし、瓦の屋根はこまめなメンテナンスが必要であり、耐震性も高くないため、瓦のシェアは低下傾向です。

一方で軽量防災瓦が登場するなど、従来の瓦を改良した商品開発も進んでいます。
軽量防災瓦は従来の瓦よりも軽くて風に強い特性があります。
(ただし、従来の陶器瓦よりも1割程度軽くなっただけなので、重い屋根であることに変わりはありません。)
ゆるやかなウェーブがある伝統的な形の瓦をJ型瓦もしくは日本瓦、和瓦とよびます。
太陽光パネルを屋根に取り付ける人が増え、最近は瓦の面がフラットなF型瓦が人気です。
F型は平板瓦(へいばんがわら)ともよびます。

また、瓦が他の屋根材より優れている点として通気性があげられます。
瓦は屋根材と野地板の間に通気層ができるため、屋根の下地である野地板が傷みにくいです。
通気層はJ型瓦の方がF型瓦よりも厚いです。

2.屋根瓦の葺き替え時期


屋根瓦は一般的に20年ごとを目安に葺き替え・葺きなおしを行う事で家屋全体を長持ちさせることにつながります。
屋根瓦の素材によって耐用年数は異なりますが、屋根の防水シート(ルーフィング)については20年程度しか持たないためです。
そのため、屋根瓦の耐用年数と屋根全体の耐用年数が異なり、どんなに頑丈な瓦だとしても、20年に一度ぐらいのメンテナンスが必要になるという訳です。

状況によっては「葺き替え・防水リフォームを行わず30年以上大丈夫だった」という家屋もたくさんありますが、目に見えないところで下地などが劣化してしまうと、屋根だけでなく家屋全体に負担がかかってしまいます。

定期的な点検とメンテナンスを行い、必要に応じて屋根リフォーム業者に葺き替え工事や補修をしてもらいましょう。

3.屋根瓦ごとの種類と耐用年数

家を建てる時に、屋根材にこだわる人は意外と少ないです。
壁紙やフローリング、キッチンなどは何度も検討を重ね、費用もかけるのに、屋根材は安い商品を選択する人が多いです。
そして、屋根は一生もつと思い込んでいる人が多いです。

しかし、屋根こそ家屋にとって最も重要な部位であることを忘れてはいけません。
こんなことになるなら屋根材についてもっとよく調べれば良かった。
と十数年後に後悔する人が後を絶ちません。

ひと昔に比べて屋根材の種類も随分増え、20年前と今では屋根材の主役が変わっていますので、代表的な屋根瓦を紹介します。

釉薬瓦(陶器瓦)

釉薬瓦(陶器瓦)

耐用年数:50~60年

釉薬瓦(ゆうやくがわら)とは、瓦の形に整えた粘土にうわぐすりをかけて焼成した物で、
プレス成形した瓦形の素地に釉薬(うわ薬)をかけて、窯の中に入れて高温で焼き上げた瓦をいいます。「陶器瓦」ともいいます。

瓦の表面にガラス質の釉薬層が形成されるため、耐水性があり、無釉薬瓦に比べて耐久性も高いといわれています。
量産性や色の管理も容易であるために、瓦の中では最も大量に生産されています。

また、さまざまな色を出せるのが魅力で、また、形はJ形(和形)、F形(平板)、S形等があり、家の形状、デザインに合わせて使い分けられます。
和瓦の形や平型などの製品も増え、和風住宅だけでなく洋風住宅でも用いられています。
瓦表面の釉薬がガラス質になっているため、水が浸透せず、長い年月を経ても美しい状態を保て、メンテナンスの必要がありません。

いぶし瓦

いぶし瓦

耐用年数:30~60年

いぶし瓦は釉薬を使わずに、焼成したあとに空気を完全に遮断し、「むし焼き」にする燻化工程が特徴です。
陶器瓦と同じ粘土瓦の一種ですが、陶器瓦と焼き方が違い、粘土を瓦の形にかたどったあと、釉薬(うわ薬)をかけずに窯の中に入れて焼き、そのあと「むし焼き」にして瓦の表面に炭素膜を形成させ、瓦全体(裏も表も)が渋い銀色をした瓦です。

このときLPGなどで素地表面に銀色の炭素膜を形成させます。
釉薬を用いず、素焼きにしたり金属酸化物を原料に練り込んだり窯内の雰囲気を酸化、還元などコントロールすることで独特の窯変色を出す瓦は、いぶし瓦と同じ無釉系でも燻化工程がなく、無釉瓦として区別します。

瓦の形状は、釉薬瓦と同様で、特にJ型(和形)が多く、日本建築のお城や社寺、和風住宅の屋根に多く使われ、深い味わいを醸し出しています。
ただ、表面の炭素膜が年月の経過と共に剥がれ落ち、変色してきたり、また、水が浸透しやすく塩分を含んだ水(海水等)による塩害、寒さによる凍害等が起きることがあります。

素焼き瓦

素焼き瓦

耐用年数:40~50年

「素焼き瓦」は、釉薬を施さず陶器の自然の風合いを生かした瓦で、酸化炎焼成の赤色のため赤瓦とも言われています。
色合いもナチュラルで、洋風建築によくマッチします。
特徴としては、デザイン上、洋風住宅の屋根に適していますが、釉薬瓦に比べ、耐久性が落ちます。

セメント瓦・コンクリート瓦

セメント瓦・コンクリート瓦

耐用年数:20~40年(※10~20年に一度、塗装が必要)

セメントと砂を主原料としたもので、プレスセメント瓦(厚形スレート)とコンクリート瓦に大別されます。
プレスセメント瓦は、加圧成形後にフッ素樹脂等の有機質の塗料で着色したものです。
また、施釉セメント瓦は、釉薬で表面処理され、耐火性能が上げられています。

コンクリート瓦は、半乾式押し出し成形後、乾燥前に顔料で着色したものです。

なお、セメント系屋根材は、経年により変色・脱色が発生し、数年ごとにメンテナンス(塗装)が必要となります。
こまめに塗装しないと、セメント瓦自体の劣化が早くなります。
しかし、セメント瓦は粘土瓦のように焼きねじれ、凍害といった心配がなく寸法精度が高いので、施工性の点では優れています。
古くなると急速に劣化します

4.屋根瓦の葺き替え費用目安

主流な屋根瓦の葺き替えリフォームする際の価格は葺き替え業者にもよりますが、一般的には以下のような価格帯です。
一般的な戸建ての屋根面積は、80~120㎡位です。

瓦の種類 施工価格(㎡)
釉薬瓦(陶器瓦) 約5,500~16,000円/㎡
いぶし瓦 約8,000~13,000円/㎡
素焼き瓦 約5,000~9,000円/㎡
セメント瓦・コンクリート瓦 約5,000~10,000円/㎡

忘れてはいけない足場費用

屋根のリフォームでは足場費用も必要になるのが基本です。

この他にも、既存屋根の撤去費用や、下地の状態によって下地補修費、防水シート(ルーフィング)代がかかります。
古いセメント瓦を処分する場合には、アスベストの撤去費用が発生する場合もがあります。
必ず施工業者から提示された見積書の内訳を確認し、瓦本体の葺き替え施工価格だけではなく、どの工事内容にいくらかかっているのかチェックしておきましょう。

場合によっては、屋根瓦の葺き替えとあわせて外壁塗装を行うのも手段のひとつです。
同時に施工することで足場費用が1回で済むため割安に済むためです。
また、屋根と外壁のリフォームタイミングも大体同じタイミングの場合が多いためです。

5.まとめ

瓦のメリット

  • 耐久性に優れている
  • 重厚で厳かな雰囲気
  • 部分的な修理が可能
  • 通気性があり野地板が長持ちする
  • 色あせない

瓦のデメリット

  • 重い
  • 工事費が高い
  • 葺き替え時に多額の費用がかかる
  • 割れやすい
  • 寒冷地域では使えない
  • 板金など瓦以外のメンテナンスが必要

屋根は住宅で最も重要な部位です。
大型地震や大型台風が発生した時、屋根が最も多く被害を受けます。
これから屋根工事をおこなう予定の方は、屋根工事会社の専門分野まで踏み込んで調べるべきでしょう。

現在は、屋根工事会社の専門分野をインターネットで簡単に調べることができます。
たとえば、金属屋根の工事が中心のホームページであれば、板金工事会社ということになります。
瓦屋根の工事が中心であれば瓦葺工事会社、塗装工事が中心であれば塗装工事会社ということになります。
この基準を元に最適な屋根工事会社を探しましょう。
工事費が安くかつ品質の高い屋根工事会社に巡り合えるはずです。

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