スレート系屋根(コロニアル・カラーベスト)の注意点と修繕方法

スレート系屋根

家の屋根は「スレート」と聞いたけれど、実際どんなものなのでしょうか?
業者から言われて、初めて名前を知ったという方も多いのではないかと思います。

現在の日本の屋根の多くを占めるスレート(カラーベスト・コロニアル)屋根ですが、ここまで普及した理由は初期コストにあります。
その理由は、屋根材の中でも比較的安く工期も短いからです。
屋根塗装などのメンテナンスによって、スレート屋根を長寿命化できれば、ランニングコストも下げられます。
一方で、スレート屋根はメンテナンスとして「塗り替え」が必要になります。

ここではスレート屋根の耐用年数を延ばすための注意点と修繕方法をご紹介していきます。

スレート系屋根(コロニアル・カラーベスト)の注意点と修繕方法

 

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1.スレート屋根の特徴

スレート屋根

スレートとは、粘板岩や頁岩という天然の石が材料の「天然スレート」と、セメントや繊維質のものが材料の「人工スレート」の2種類があります。
日本の一戸建てで普及しているのは、人工スレートです。化粧スレートとも呼ばれています。

人工スレートはセメントが主成分の薄い板状に加工された建材で、カラーベスト、コロニアルとも呼ばれています。
現在、新しく建てる日本の住宅の8割がこの屋根材を使用して建てられています。

スレートはとても人気のある屋根材ですが、反面、何もメンテナンスしないままにすると劣化し、雨漏りの原因となってしまいます。
雨漏りが起きてしまってからでは、高額な修繕費用が余計に掛かってしまって非常にもったいないです。

※画像出典https://www.lixil.co.jp/

東京駅の屋根などに天然スレートは使われている

天然スレートは生産量が少なく、施工できる業者が少ない為、また人工スレートよりも高額なため施工している建物も少ないです。
但し天然スレートは、ほかの屋根材に出せない高級感のある風合い、高い防火性と防水性を持っている為、東京駅などの公共建築や旧邸宅などの屋根に使われています。

2.スレート屋根のメリット

スレートの種類

人工スレート|※画像出典https://www.lixil.co.jp/

化粧スレートはカラーバリエーションが豊富なため、外壁塗装の色に合わせやすいのが特徴です。
屋根は住宅の外観を決める大事な部分ですから、イメージに合った色を選べることは大きなポイントになります。
また、平板・波型といった種類があり、デザイン性が高いのも特徴です。

また、スレートには以下のようなメリットがあります。

  • 重量が軽いため、耐震性が高い
  • 価格が安い
  • 施工できる業者が多い

化粧スレートの厚さは5~6mmと薄く重量が軽いので、住宅への負担が少なく耐震性に優れているため、和風の木造住宅でも、屋根を軽量化するためにスレート屋根が使われることが多くあります。
また、他の屋根瓦と比べると価格が安いため、初期費用が抑えられ、早めのメンテナンスで長持ちさせられることもできます。
さらに、屋根材としての普及率が高いことから、施工できる業者が多いのもメリットです。

3.スレート屋根のデメリット

スレート屋根の傷み

一方、スレートには以下のようなデメリットもあります。

  • 衝撃に弱く割れやすい
  • コケやカビが発生しやすい
  • 耐久性・防水性が低い
  • 塗装メンテナンスが必要

スレートの耐用年数は15~20年程度になり、他の屋根材と比べて耐久性が低いのがデメリットです。
防水性も低く、ひび割れや反りなどの劣化が起こりやすいので、表面を保護するための定期的な塗り替えが必要になります。

以前はアスベストが入っていた

アスベスト

もともと、化粧スレートにはアスベスト(石綿)を使用していましたが、健康被害を受ける可能性があることや環境への配慮から、現在は製造・使用禁止になっています。
使用禁止になる前に、新築一戸建てでアスベストを使用した場合、表面がコーティングされているためアスベストの飛散は起こりにくくなっています。
しかし、経年劣化によってアスベストが飛散する可能性が考えられるため、アスベストの入ったスレート屋根の住宅や、アスベストを使用している可能性のある中古一戸建てに長く住んでいる場合は注意が必要です。

また、既存の屋根を撤去して新しい屋根材に交換する「葺き替え」を行う際は、アスベスト対策をとる必要があります。
施工時には廃棄物処理費用などがかかるので、アスベストの入ったスレート屋根のリフォームを行う際は、施工業者とよく相談しましょう。

4.スレート屋根の修繕方法

スレート屋根工事

2階のベランダからふと1階の屋根を見るとヒビが入っている!
「このままでは雨漏りしてしまうのでは?」と不安に感じた事はないでしょうか。

スレート屋根にヒビが入ってもすぐに雨漏れすることはありませんが、放置しておくと、次第にヒビが大きくなり雨水をしみ込ませ最終的には雨漏りしてしまいます。
ヒビ割れは屋根材が劣化してきたサインでもありますので、見つけたら補修をしましょう。

新築時のスレートは塗装によって水を弾いています。
しかし、何年も紫外線を浴びて塗膜が劣化すると、水を弾かなくなります。
雨が降った時に水を含んだスレートは膨張し、乾いて収縮します。
膨張と収縮を繰り返すことで耐えられなくなったスレートはひびが入ってしまうのです。

スレートが水を含み続けると、建材自体が弱くなってしまい、ひび割れが大きくなり欠けや滑落が発生します。
滑落すると屋根材が風で飛ばされる場合もあります。
人にあたってけがをさせてしまったり、近隣の家の窓を割ってしまったらとても危険です。

またスレートを固定している釘が外からも見えるようになると、釘に直接雨水が当たります。
釘から防水シートや内部の木材に水を伝わると雨漏りしてしまいます。

スレートの補修はDIYで行うのはおすすめできません。
なぜなら、危険だからです。
外壁と違って屋根は傾斜もあり万が一高所から落ちてしまうと大きなケガに繋がります。
緊急でどうしてもご自身で補修したい場合は、安全が確保されている場所(ベランダ内や室内など)から手が届く範囲でのみ行ってください。

5.スレート屋根の修繕の流れ

スレート屋根の修繕方法はシーリングでひび割れを埋める方法です。
業者に依頼する場合、しっかり手順通りに補修してくれているかの参考にしてください。
自分で見えない箇所に関しては、写真を撮ってもらい確認しましょう。

ひび割れの修繕補修自体は簡単にできます。
① 補修する箇所を清掃する
修繕箇所が汚れていると、補修材が密着しないので、汚れをハケやいらない布で落とします。
塗装工事をする際は高圧洗浄で屋根全体を洗い流します。

屋根洗浄

② ひびに沿って補修材を充てんする
シーリング材のような、動きを緩衝する補修材を充てんします。
今後塗装をお考えの場合は上から塗装可能な「変成シリコン」などのシーリング材を選びましょう。

③ ひびの奥まで入るようにヘラで均(なら)す。
補修材を奥まで入れ込むためにヘラやいらない布などで均していきます。

6.修繕箇所箇所を守る塗装の流れ

防水切れが原因でひび割れが発生している場合は、一か所補修しても防水切れは全体で起こっているため、ほかの場所でひび割れが発生する可能性が高いため、補修後に塗装することをおすすめします。
補修後の塗装の流れをご紹介します。

① 下塗り
まず下塗りを行ないます。下塗材には素地(スレート)と上塗材を密着させる役目があります。
また下塗材は0.3㎜以下のひび割れに入り込み補修します。

② タスペーサー挿入
意外と知らない人が多いのがこの「タスペーサー」挿入です。
屋根材同士がくっつくのを防ぐ縁切りをこのタスペーサーで行います。
この作業をしないと雨漏りする可能性が高まります。

③ 上塗り(1回目)
続いて色付けの作業です。
下塗材を塗ってから半日以上、十分に乾かし、上塗材を塗っていきます。

④ 上塗り(2回目)
上塗り1回目の後、半日以上置いて乾かし上塗材2回目を塗り完成です。

7.ひび割れを見つけたらまずは点検診断

スレートは劣化が進むと補修や塗装では済まない場合があります。
その場合は一部交換や全体の交換などのメンテナンスが必要となります。
ご自宅スレートの割れ状況を確認してみてください。

ひび割れを発見したらまずは専門業者に総点検を依頼しましょう。
なぜなら、ひび割れが発生しているのは一か所だけではない可能性が高いからです。
ひび割れを見逃していると後で大掛かりな屋根の工事になってしまいますので、ひび割れが確認された段階ですぐに専門家に総点検してもらいましょう。
総点検の際に写真を撮ってご自身でも確認できると安心です。
細かく点検してくれる業者を選びましょう。

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