シロアリ駆除を自分で行う方法と注意点

お家でシロアリや羽アリを見かけた!そんな時、まずは自分で何とか駆除をしたい…と思われるのではないでしょうか?

シロアリの駆除は業者に頼むとどうしても費用がかさんでしまいます。
できれば自分で駆除をして費用を節約したい、と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
シロアリの駆除剤はホームセンターやネットで簡単に購入することができますので、ご自身で駆除することもできます。しかし、方法を間違えると完全に駆除しきれないままに終わってしまう可能性があります。

ここでは、どうにか業者に依頼する前に自分でどうにかしたい…と思われている方向けに、シロアリ駆除を自分で行う方法とその注意点についてご紹介します。

◆まずはシロアリの被害箇所を確認


 
シロアリ駆除は建物構造やシロアリの種類によって駆除方法が変わってきます。
シロアリ駆除を始める場合は、まずお家の被害状況、シロアリの発生場所といった点検を行いましょう。

例えば
・床がブカブカして柔らかい
・木やコンクリートが食い荒らされている
・羽アリが飛んでいる
・シロアリの通り道「蟻道」がある
など・・・

シロアリの被害が見られるのは水周りが多く、お風呂場、トイレ、キッチン、玄関等があります。しかし、シロアリは壁や土の中に巣を作る習性がありますので、巣そのものを見つけることが難しいです。
床下に入れるようであれば、まずはシロアリの通り道「蟻道」を見つけましょう。蟻道は、基礎や束などに見受けられます。

床下に入れない構造であれば、屋根の雨漏り、水道管からの水漏れがシロアリの被害と関わっている可能性がありますので、チェックしてみましょう。合わせて、床下以外に蟻道を目印に侵入経路を確認しましょう。

◆シロアリの種類を確認

シロアリ駆除はシロアリの種類によって駆除方法や使用する薬剤が異なります。
駆除剤を購入する前に、お家に発生したシロアリの種類を確認しておきましょう。
なお、主に被害を与えているシロアリの種類は2種類「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」といわれています。

ヤマトシロアリ イエシロアリ
分布 北海道北部を除く日本全国 九州・四国の沿岸部、西日本の太平洋側沿岸部
好む場所 湿った木材・水周り 湿った木材・建物全体
巣は作らず、加害箇所に住みつく 加害箇所とは別に、大きな巣を作る
羽アリの特徴 頭部が褐色、体が黄色、羽根は透明な薄黄色 頭部が黒褐色、体は黄色、羽根は暗褐色
飛翔時期 4-5月頃の昼前に飛翔 6-7月頃の夕方から夜間にかけて飛翔

◆シロアリの駆除について

ここからシロアリの駆除方法についてご紹介していきますが、その前にまず駆除を行う前の注意点をお伝えします。

・シロアリ駆除をする前の注意点

<殺虫剤は使用しないこと>


シロアリを駆除しようと真っ先に思いつくのが、殺虫剤での駆除ではないでしょうか?
殺虫剤が当たったシロアリには効果があるかもしれません。ただしシロアリは警戒心が強く、なおかつ殺虫剤はシロアリが嫌う成分で作られているため、周囲のシロアリが逃げてしまいます。さらに、逃げた先で新たに巣を作ってしまい、駆除しづらくなったり被害が拡大してしまう可能性があります。

基本的に殺虫剤は使用しないようにしましょう。また、同様のことからバルサンなどの使用も控えましょう。

<応急処置は掃除機で>


シロアリを見つけたとき、殺虫剤がダメなら何を使えばいいの?そう思われた方もいらっしゃるでしょう。
実はシロアリは弱い生き物なのです。そのため、多くは掃除機で吸い上げる衝撃だけで死んでしまいます。吸い上げたシロアリはそのままゴミとして処理しましょう。

<事前準備を徹底する>


シロアリの駆除には、薬剤を扱ったり、床下で作業を行うことがあります。
・ゴーグル
・作業服(厚手の長袖・長ズボン)
・マスク
・ヘッドライトや懐中電灯
その他にも、床下に入る際は携帯電話などを用意して万が一の事態に備えましょう。

・シロアリ駆除の駆除方法

・駆除方法① ベイト工法

ベイト工法はシロアリを死滅させる「ベイト剤」の入った特殊なエサを家周辺に埋め込み食べさせ、巣ごとシロアリを全滅させる方法です。
ベイト剤はシロアリの脱皮を抑制することで死に至らしめるものなので、脱皮をしない哺乳類には影響がありません。そのため、お子様やペットが居るお家でも安心して使用することができます。また、土のに穴を掘って埋めるだけなので使い方も簡単です。
ただし、薬剤を巣に持ち帰ってもらう時間が必要なため「即効性」はありません。

<ベイト工法の手順>
①ベイト剤を用意する
ベイト剤とステーション(容器)が別々になっているものは、あらかじめセットしておきましょう。
②蟻道に設置する
設置準備ができたら、建物の基礎から20~30cmほど離れた場所に穴を掘ってステーションを埋めましょう。
木部に設置する場合は、粘着テープで固定して設置しましょう。
③シロアリの出入りを確認する
設置後1~2ヶ月程度経ったら、薬剤にシロアリが集まっているか確認しましょう。
多数の生きているシロアリが見られたら、それは駆除中です。静かにフタを閉めもとの場所に戻しましょう。
※設置から半年近くシロアリが確認できない場合は、設置場所を変更してください。
④駆除の完了
薬剤から生きているシロアリが確認できなくなったら、駆除終了です。
※シロアリは複数の巣が存在する場合がありますので、1箇所で駆除が終わっても他の場所のステーションは回収せず様子を見ましょう。

・駆除方法② バリア工法


バリア工法は床下や壁薬剤をに散布する駆除方法です。ベイト工法とは異なり即効性・持続性に優れています。また、シロアリの侵入経路に散布することで予防効果も期待できます。
ただし、家屋に直接散布するため、子どもやペットのいるお家ではおすすめできません。

<バリア工法>
①シロアリの被害箇所にドリルで直径10mmほどの穴を開け、薬剤を注入します。
可能であれば、木栓で穴を塞いでおきましょう。
②木部の表面には蟻道の活動範囲に対して、ムラ無く薬剤を散布してください。
③木部処理の後は、地表面にも薬剤の散布を行います。シロアリは家の下の土壌から侵入してきますので、束石や基礎周辺には念入りに散布しておきます。

ご自身でシロアリ駆除をする際の注意点

シロアリを駆除できたと思っても、実際は一部の巣だけで完全に駆除できていない場合があります。
バリア工法の場合は木部にドリルで穴を開けるため、家屋を傷つけてしまう可能性があります。
また、薬剤を吸い込んで体調が悪くなってしまうこともありますので、注意が必要です。

◆シロアリの予防

シロアリの予防は駆除とワンセットです。完全にシロアリを駆除することができたら更なる被害を防ぐため、予防も合わせて行いましょう。
といっても、シロアリの予防方法は駆除方法とほとんど同じなのです。

まずは、上記で紹介したベイト工法もしくは、バリア工法を5年に1度を目安に行いましょう。

その他に、駆除剤を使わない工夫もあります。
・換気をする
・建物周辺に植物や木材、ダンボールなどを置かない
・定期的に建物を修繕する
このように、シロアリが好む環境を作らないことも予防に繋がりますよ。

◆最後に

ここでは、自分でできるシロアリを駆除する方法と注意点についてご紹介しました。
シロアリ駆除を業者に依頼すると費用がかさんでしまいますが、ご自身で駆除できれば1~2万円程度に収めることができます。また、時間帯や自宅に業者が入ってくること等を気にせず作業できるのもメリットの一つです。
その反面、確実な効果やその後の点検等が不安な点でもあります。

ご自身で行うシロアリの駆除には、それぞれメリット・デメリットがあります。ご自身で行うか、業者に依頼するかはしっかりと検討した上で実施しましょう!

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