外構フェンスの工事価格&見積りの注意ポイント5つを解説

一戸建ての住宅ならではの悩みとして、敷地を囲む塀やフェンスを挙げる人もいるでしょう。

・単に隣家との境界がはっきりすればいい
・通行人の視線からの目隠し機能が欲しい
・子供が玄関から道路に飛び出すのを防ぎたい
・ガーデニングに合わせて庭の雰囲気を変えたい
・ブロック塀の日陰がジメジメするのでなんとかしたい

このような悩みを解決するには、用途に合わせた外構フェンスを選ぶことが大切です。
フェンスの価格や設置工事代金などの費用は、業者の提示した金額が適正なのか判別が難しいという問題があります。これはいくつかの業者から複数の見積もりを取り寄せるなど、比較検討することである程度は判断できます。
見積もりの際に、どのような点に注意して比較検討すればよいのか、5つのポイントを解説します。

外構フェンスの工事価格&見積りの注意ポイント5つを解説
注意ポイント1|フェンスに求める条件の設定
注意ポイント2|外構フェンスの種類
・道路や隣家からの目隠しに使いたい場合
・ガーデニングなど庭の雰囲気を大事にしたい場合
・隣家との境界をきちんと区切りたい場合
・近隣の騒音が気になる場合
注意ポイント3|工事の見積もり
・コンクリート基礎工事
・フェンス本体の価格
・土台ブロック本体の価格
・設置工事費用
注意ポイント4|撤去費用を忘れずに!
注意ポイント5|工事日数と準備
工事前には隣近所への声かけも…
まとめ

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注意ポイント1|フェンスに求める条件の設定

外構フェンスは種類が多く、見た目や風通し、採光やメンテナンス頻度など、商品によって特性が大きく異なり価格も幅があります。
業者に見積もりを依頼する前に、どのような目的でフェンスが必要なのか、どんな機能を持たせたいのかといった「フェンスに求めるもの」をはっきりさせておきましょう。そうすることで相談時に話がスムーズになり、迷うことも少なくなります。

外構フェンス本体や土台に使われるコンクリートブロックの価格は、商品によって変動します。外構工事を行う業者によっては、特定のメーカーの商品が他より安く手に入ったり、逆に取り寄せに時間がかかる商品があったりします。
しかし、地面の下の基礎工事やフェンスの設置費用は、設置するフェンスの仕様が大きく変わらない限りは変動しません。
この点を考慮しながら、同じ条件で複数の業者に見積もりを依頼すると、比較検討もやりやすくなるでしょう。

注意ポイント2|外構フェンスの種類

外構フェンスは目的に応じた種類を選ぶことが大切です。
フェンスに使われる主な素材には、アルミ、スチールメッシュ(金網)、アルミ鋳物、樹脂系人工木材、天然木材などがあります。

・道路や隣家からの目隠しに使いたい場合

【画像出典:YKK AP https://www.ykkap.cco.jp】

戸建てを手に入れた当初は気にしていなかったものの、自宅内で過ごしているうちに、道路の通行人からの視線や隣近所からの視線が思った以上に気になってしまうこともありますね。オープン外構の家では、玄関ドアを開けると道路から玄関内部が丸見えになる場合もあります。

他者の視線を遮るためには、目隠しフェンスと呼ばれる商品を使うと良いでしょう。アルミ製の目隠しフェンスは縦格子・横格子ともに多種多様な選択肢があり、手ごろな価格で人気があります。採光を確保できる半透明のスクリーンフェンスもあります。

・ガーデニングなど庭の雰囲気を大事にしたい場合

【画像出典:YKK AP https://www.ykkap.cco.jp】

庭でガーデニングを楽しみたい場合、雰囲気に合わせたフェンスを設置するとより一層素敵なガーデニングを演出できますね。

洋風の庭では、アルミの上に木目調の塗装をした商品や、樹脂系木材・天然木材のラティスフェンスが人気です。鋳物フェンスやメッシュフェンスに蔦やつるバラを絡ませて楽しむ人もいます。
和風の庭では、樹脂系木材・天然木材で竹垣や焼杉の板塀を設置すると雰囲気の良い庭園になります。生け垣と異なり毎年の剪定が必要ない分、お手入れの労力は少なくなります。

いずれも天然木材は経年劣化やシロアリの被害などがあるため、定期的なメンテナンスや建て替えが必要になります。見積もり金額だけでなく、設置後のランニングコストも考慮して比較検討することが大切です。

・隣家との境界をきちんと区切りたい場合

【画像出典:YKK AP https://www.ykkap.cco.jp】

自宅敷地の範囲をはっきりさせたい場合は、隣家との話し合いのうえで境界ブロック塀を設置することが一番安価に対処できる方法です。

敷地内への他者の侵入を防止したい場合は、ブロックをある程度積み上げて塀を高くするか、スチールメッシュフェンスやよじ登りにくい縦格子のフェンスを設置することも選択肢の一つです。

・近隣の騒音が気になる場合

近接する駐車場の騒音が気になったり、隣家の電気給湯機の深夜稼働音が気になったりする場合は、防音機能を持つフェンスを設置することも可能です。

外構フェンスには多種多様な種類があり、膨大な商品カタログから自力でふさわしい商品を見つけるのは困難です。施工実績の豊富な業者にいくつかプランを提示してもらい、実際の施工写真を見てできあがりのイメージを掴むようにしましょう。

・岡山県ならではの注意点

外構フェンスを設置するときには、気象条件や地域的な特性を考慮することも大切です。
岡山県南部ではそれほど強い風は吹きませんが、岡山県北部では冬季に強風が吹く地域もあります。目が詰まった風通しの悪いフェンスや背の高いフェンスは、風圧で曲がったり折れたりする可能性があり、注意が必要です。

岡山県南部の海沿いでは、台風のときに塩分を含んだ水しぶきに接する地域もあります。スチールやアイアン鋳物素材のフェンスは年月によりサビが気になってくる場合もあるでしょう。
いずれも地元の施工実績が多い業者に相談するのがおすすめです。

注意ポイント3|工事の見積もり

複数の業者に見積もりを依頼するときは、見積もりに盛り込む項目を揃えて同じ条件で依頼すると良いでしょう。

A社…フェンスの設置費用のみの見積り
B社…基礎工事を含めた設置費用の見積もり

上記のように異なる条件の見積りが提示された場合、どの工事にどれくらいの価格差があるのか、比較検討するときに分かりにくくなるからです。
見積もりに盛り込むべき項目について、平均的な価格とともに解説します。

コンクリート基礎工事

公園の囲いのように地面から直接大型フェンスを建てる場合でも、一般住宅の塀でブロックを何段か積んだ上にフェンスを設置する場合でも、地中にコンクリートの基礎部分が必要になります。
ブロックとフェンス本体の価格だけではなく、基礎工事部分も必ず必要になってくる費用ですので、見積もりに明示してもらうようにしましょう。

フェンス本体の価格

フェンスには様々な種類があり、機能や素材によって価格の幅が大きく異なります。
一般的な価格帯では高い順に、鋳物>樹脂系木材>天然木材>アルミ>スチールメッシュ(金網)となり、鋳物はアルミ鋳物よりアイアン鋳物の方が高くなります。
また、天然木材は経年劣化やシロアリの被害が発生する可能性もあり、定期的に防腐塗料を塗りなおしたり新品に取り換えたりするランニングコストも考慮する必要があります。

フェンス本体参考価格

【画像出典:LIXIL  https://www.lixil.cco.jp】

長さ2m×高さ60cmの場合

・スチールフェンス …約10,000円~15,000円
・アルミ形材フェンス…約20,000円~25,000円
・樹脂系木材フェンス…約50,000円~70,000円
・アルミ鋳造フェンス…約50,000円~80,000円

土台ブロック本体の価格

一般住宅用のフェンスの多くは、コンクリートの基礎の上にコンクリートブロックを数十センチ積み上げ、その上にフェンスを設置することが多く、積み上げる高さに応じてブロック本体の代金が必要になります。
土台用のブロックは、一般的なコンクリートブロックや表面に模様が施された化粧ブロックがあり、種類によって価格が異なります。
また、ブロックの表面にモルタルの吹き付け塗装仕上げをする場合も別途費用がかかります。

ブロック本体参考価格
長さ2m×高さ1mの場合
・コンクリートブロック…約10,000円~15,000円
・化粧ブロック…約20,000円~30,000円

設置工事費用

地中に設けたコンクリート基礎に繋げて地上の土台ブロックを積む工事と、その上にフェンスを設置する工事の費用です。
ブロックを何段積むか、フェンスの柱が何本あるかによって、設置工事費も変動します。
途中で敷地の長さに合わせてフェンスを切ったり、フェンスの角をコーナー部材で接合したりという作業があれば、その費用も必要になります。

注意ポイント4|撤去費用を忘れずに!

意外と忘れがちなのが、もともとあった構築物の撤去費用です。
リフォームで既存のブロック塀を取り除き新しく目隠しフェンス等を設置する場合などでは、古いブロック塀を取り壊して廃棄物を処分する費用が別途必要になります。

見積もりに「工事代金一式」と総額が出されていたのに、古いブロック塀の撤去費用は別で請求されたという事例も耳にします。見積もりには、撤去費用を忘れずに明示してもらうようにしましょう。

注意ポイント5|工事日数と準備

外構フェンスの設置工事自体は、基礎コンクリートを含めて2~4日程度で工事が完了します。
しかし、新しいフェンスを設置する前に既存のブロック塀などの撤去が必要であれば、そのぶん工事日数は余分にかかります。

また、庭の植栽や花壇の花など、工事作業に邪魔になったり傷ついたりする恐れがあるものは、あらかじめ施主側が植え替えるか一時的にプランターに避難するなどして移動させておいた方が安心でしょう。
駐車場での作業がある場合は、自家用車をどこか別の場所に駐車する必要もあります。

工事前には隣近所への声かけも…

外構フェンスの設置を考えたときに、前もって隣近所に声をかける必要が生じることもあります。
家と家との境界にフェンスを設置したい場合は、境界を接する家との間で設置の許可と費用の分担について話し合いが必要です。
特に目隠しフェンスや背の高いフェンスを設置して隣家の敷地に日影ができてしまう場合は、事前によく相談して了承を得ておきましょう。

また、既存のブロック塀を取り壊す場合の騒音や、業者の工事車両の出入りで近隣に迷惑をかける可能性もあるので、隣家だけでなく隣近所の数件の家庭には工事前に一言挨拶をしておきましょう。

まとめ

この記事では、外構フェンス工事の価格と見積もりの注意ポイントを解説しました。
外構フェンスの設置工事は、新築時であればハウスメーカーや建築会社に依頼できますが、入居後は外構・エクステリア専門業者に依頼するのがおススメです。

「この部分を目隠ししたい」という依頼でも、業者によって提示するプランや商品選定センスが異なりますので、フェンスの見本を見るだけでなく、実際に敷地内に設置した状態の写真を確認することで、より一層イメージを把握しやすくなります。
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