雨の日にも洗濯物が干せる!人気の「テラス屋根」の選び方

洗濯物を外に干していて、急な雨が降って台無し!なんて経験よくありますよね。
せっかくのお庭があっても、「平日は室内干ししかできない…」なんてご家庭も多いのではないでしょうか?
そんな時に安心なのが「テラス屋根」です。
洗濯物の外干しができるテラス屋根
「テラス屋根」とは窓(掃出し窓など)の前に取り付ける屋根のことで、主には洗濯物を干したり、ちょっとした荷物を置けるスペースとして重宝します。

ここでは最近人気の「テラス屋根」のメリットや種類と選び方、注意点などについてご案内します。

【テラス屋根を設置するメリット】

◆洗濯物を雨や汚れから守れる
テラス屋根は雨だけでなく、鳥の糞や庭木から落ちる葉や木の実などで洗濯物が汚れることからも防いでくれます。

◆第2のリビングとして
ウッドデッキと一緒に設置して、庭に出なくても洗濯物が干せたり、ちょっとした寛ぎスペースとして活用するために設置する方も多い様です。

◆プライバシー保護も
テラス屋根に前面パネルを付けると目隠しとなり、洗濯物や室内が外から見えなくなってプライバシーを確保できます。

◆勝手口まわりの生活導線を雨や汚れから守れる
勝手口付近にテラス屋根を設置することで、室内に置いておきたくないゴミや荷物が雨で濡れなくなります。
また、玄関までの通路をテラス屋根で覆えば、日常的に利用頻度が高い場所が快適に活用できます。

◆室内温度の上昇を軽減させる
掃出し窓(お庭に下りる窓)などの大きな開口部の前に「テラス屋根」を設置することで、真夏の日差し遮断すると、室内温度の上昇を軽減することができます。
屋根材にも熱線遮断するものや光線透過率の低いものを選ぶと、より効果が高くなり、電気代の節約が期待できます。

これらのメリットが期待できる「テラス屋根」には様々なサイズとバリエーションがあります。

【テラス屋根の形やタイプ】

テラス屋根のタイプには以下のような種類があります。

◆R(アール)型
先の方にたれ下がりがあるため、「フラット屋根」と比較すると洗濯物に雨がかかりにくく、紫外線も防ぎやすいと言えます。

◆F(フラット)型
すっきりとした印象で同じサイズで比較した場合、アール屋根よりも若干価格が安くなる傾向にあります。

◆ルーフ型(柱なし)
屋根を支える柱が無く、窓の前の庭先に障害物がなく、屋根の下に柱を設置したくない場合や、窓からの景観を重視したい場合におすすめです。

◆独立型
屋根を外壁に固定できない、固定したくない時など建物の仕様に左右されずに取り付けられるのが独立型です。
家の外壁材がタイル・レンガの貼り付けの場合や、重量鉄骨造の建物などの場合にも設置できます。

◆パーゴラ仕様

「パーゴラ」とはもともとイタリアで「ぶどう棚」をさした言葉で、住宅の軒先や庭に設けて、つる性の植物を絡ませる木材などで組んだ棚のことです。日本では「藤棚」が一般的に良く見かけられます。植物をはわせることによって日陰ができ、程よい日差しが入るため、見た目にも美しく、洋風のガーデンにもよく合います。

しかし基本的には屋根材がないため、雨よけの効果は期待できないため、最近ではポリカーボネートの屋根材を組み合わさた「バーゴラ仕様のテラス屋根」も人気です。

【テラス屋根のサイズ】

掃出し窓の前に取付ける場合は、雨の吹き込みも考慮して窓のサイズよりもひと回り大きいサイズをつけることをお勧めします。

出幅(奥行)はお庭の形や、洗濯物の量(物干し竿何本分か)などに合うスペースを考慮して、建物の外壁から外に向かってどれだけ幅が必要かを確認して決めましょう。

一般的に1階の「テラス屋根」で人気のサイズは「2間×6尺」が多いと言われます。

尺貫法の「寸(すん)」「尺(しゃく)」「間(けん)」をメートル法で表すと、
一寸は約3.03cm
一尺は約30.3cm(1寸の10倍)
一間は約181.8cm(一尺の6倍)
となります。

つまり、「2間=約3m60㎝」は、長い物干し竿のサイズ(約4m)に合わせたサイズで、
出幅の「6尺=約1m80㎝」は洗濯物などを干す際にもちょうどいいサイズというわけです。

2階のベランダにテラス屋根を取り付ける場合は、1階よりも雨が吹き込み易いため、バルコニー全体が覆えるサイズがお勧めです。

【屋根材について】

屋根材はメーカーにより性能は若干の差がありますが、主に「ポリカーボネート」で出来ており、一般的なタイプと「熱線吸収(遮断)タイプ」があります。

◆ポリカーボネート
アクリル板の約20倍、ガラス板の約200倍の強度があると言われ、弾力性のある素材です。紫外線をほぼカットします。

◆熱線遮断タイプ
紫外線に加え、赤外線(熱線)も大幅にカットする素材のため室内温度の上昇を軽減させます。
一般のポリカーボネートでも直射日光と比べると、20%ほど冷房負荷率が下がりますが、熱線遮断ポリカーボネートの場合さらに10%以上下がります。

【取り付け時の注意点】

◆取り付ける外壁の状況
テラス屋根を取り付けたい場所の外壁に雨樋やシャッターの格納ボックス、クーラーのダクトなどがあると、屋根を加工しなければならないケースがあります。現地調査でプロに確認してもらいましょう。
また壁に直接ビスを打てない場合は独立型しか設置できない場合もあります。

テラス屋根の先が敷地から出るような時は、屋根を切り詰める(カットする)必要があります。

◆用途や目的に合わせた高さ
将来的にウッドデッキを設置する予定がある時などは、屋根が低すぎてウッドデッキの上で立上がれないということが無い様に、予め高い位置にテラス屋根を設置しましょう。
逆に高すぎても雨や紫外線の侵入を防ぎにくいため、利用目的や今後の予定をよく考慮してからの設置をお勧めします。

◆隣家との位置関係
隣家との境に設置する時は、屋根をつたって雨や雪が隣家の敷地に落ちることがあるので、隣家との関係を考慮して、設置する際には事前に声掛けをしておきましょう。

このように、目的やご希望、将来的な予定などを踏まえて、日常生活がもっと快適になる「テラス屋根」を、是非検討してみてください。

まずは現地調査無料で実際の設置条件などをプロが確認の上、ご提案させて頂きますので、ご不明な点などなんでもご相談くださいね。

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