家の第一印象が決まる!「門」の種類と人気のデザインを解説

一言に「門」といっても、開き方や素材、デザインなど種類はさまざま。住み手のライフスタイルや住宅のデザインに合っているかどうかで、使い勝手が大きく変わります。間取りや設備と同じように、使うシーンを思い描いて最適なものを選びたいものです。

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道路と住宅敷地の間に設ける「門」は、境界を隔てて物理的・心理的なセキュリティを確保すると同時に、家の顔でもあります。玄関扉よりも先に来客と相対するものですから、住宅の第一印象を決める存在と言っても過言ではありません。

岡山エリアで外構のリフォームや門の取り付け、取り換えを考えている方に向けて、門の種類や人気のデザインなど基本的な情報をまとめました。

家の第一印象が決まる!「門」の種類と人気のデザインを解説

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門のデザイン 代表的な3タイプ

まず、門扉を含む門まわりのデザインには3タイプあります。ここでいうデザインとは色や形などではなく、敷地内外の境界部をどの程度遮蔽するかというスタイルによる分け方です。

オープンタイプ

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オープンタイプは、門扉を設けない開放的なデザインです。道路から玄関扉まで遮蔽物なしで入ることができます。門扉はありませんが門柱や門袖といったエクステリアにインターホンやポストを取り付け、外部とのゆるやかな境界線とします。門扉がない分、花壇や植栽で玄関まわりを飾ったり、タイルを用いたアプローチなどで緩やかに空間を仕切ることも多いです。

セミクローズドタイプ

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スリットやメッシュなど向こう側が見える門扉でほどよくプライバシーを守りつつも開放感を保ったデザインです。門扉の存在が物理的な境界線になるものの、視線も光も遮らないので明るい雰囲気となります。適度に視線が届くため防犯性も高いとされています。市販されている門扉はルーバータイプのものが多く、適度に内外の空間をつなげるスタイルが主流となっています。

ちなみに横格子のルーバーの場合、モデルによって格子の設置角度が違い、外からの見え方が異なります。格子が水平に取り付けられている一般的な横格子では格子の隙間から向こうが見えますが、柱に対して格子が斜めに取り付けられている「横ひし形格子」なら水平方向の視線がカットされます。展示場やショールームで確認してみるとよいでしょう。

クローズドタイプ

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向こう側の見えない壁状の門扉で完全に視界を遮ります。さらに玄関ドアの向きを道路に対して垂直に配置するなど、外からの視線をできるだけ内側に入れないよう設計されます。クローズドタイプの門扉を採用する住宅では、門だけでなく家全体を高い塀で囲んで、プライバシーとセキュリティを守っていることが多いです。安心感がある反面暗くなりやすく、外から見えないため一度侵入されると発見しにくいという点があるため、セキュリティを考慮すると防犯カメラやセンサーライトなどを兼用することをおすすめします。大邸宅や和風住宅に多いデザインです。

玄関が人通りの多い道路に面している場合は周囲からの視線をカットできるクローズドタイプが適していますが、人通りが少なかったり道路と建物に高低差がある場合などはオープンタイプまたはセミクローズドタイプでも気にならないでしょう。

敷地の広さの問題から都市部と地方でやや傾向に差がありますが、岡山県でも一般的な4人家族想定の2階建ての住宅などでは、門まわりやアプローチのスペースを最小限に抑えるために、オープンタイプのデザインが好まれています。

門扉の開き方の種類

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クローズドやセミクローズドタイプの場合、門扉にいくつか種類があります。

開き戸

門柱に扉を蝶番等で固定し、前後に回転させて開くタイプの扉です。道路側から玄関側に向かって開くタイプを「内開き」、反対に玄関側から道路側に向かって開くタイプを「外開き」といいます。

基本的に門扉の外側は敷地外となり、道路に面している場合は歩行者や車も通行するため、開けたときにぶつからないよう、ほとんどの住宅では内開きになっています。敷地の都合などで門扉を外開きで取り付ける場合、取り付け位置を後退させて道路の端から扉までの距離を扉の幅以上にする必要があります。

さらに、開き戸は間口の幅や扉の形状によって3種類に分かれます。

両開き

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同じ大きさの2枚の扉が中央から左右に向かって開く両開きが使われます。最も広い間口が必要となりますが、学校の校門でも使われるように、正面玄関の門扉としては最も一般的な形です。片方だけでも開けられるので、1枚は開かないよう固定しておき、開いている方の扉を開閉して出入りすることもできます。

親子開き

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幅の異なる左右2枚の扉をつけ、それぞれ開閉するのが親子開きです。親扉と呼ばれる片方の扉は幅広に、子扉と呼ばれるもう一方は細く作られています。通常は子扉の方は閉めた状態で固定しておき、親扉を開け閉めします。大きな荷物やベビーカーなどを通すときのみ、子扉も開いて広く使います。両開きの扉をつけるほどの間口がなくても取り付けることができます。

片開き

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片開きは、人1人が通れるくらいの幅の扉を1枚だけ取り付け、左右どちらかに開きます。室内ドアと同じ形状です。間口が狭くても取り付けられるため、玄関だけでなく勝手口にも使われます。

引き戸

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ほとんどの住宅では内開きの開き扉が採用されていますが、家屋と門の間に十分なスペースがとれない場合や、車いすを利用されている家庭では、左右にスライドして開く引き戸を取り付けていることもあります。レールのないタイプであれば段差が生まれずバリアフリーです。門まわりの奥行きに関係なく広く開けられるので、車いすだけでなく自転車やベビーカーの出し入れにも便利です。

このほか、ガレージの門には斜面でも設置できるアコーディオンタイプや、跳ね上げ式の門も採用されます。

門扉の素材

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門扉の素材には、木、鉄、アルミ、鋳物などさまざまなものが用いられます。それぞれの素材の特性によって、見た目の印象と使い勝手が異なります。

門扉は住宅の一部なので、建物のデザインに合わせてコーディネートすることが大切です。もちろん決まりはありませんが、例えば「瓦屋根の和風住宅に曲線を描く鋳物の門扉」や、「漆喰塗のフレンチシックな家に白木の格子門扉」という組み合わせはまず見かけません。

ここでは、門扉の素材別に、合わせやすい住宅の外観デザインテイストをご紹介します。機能や価格の点で一長一短という面もあるので、デザインと合わせて吟味してください。住まいのリフォームや建て替えに合わせて門扉を選ぶのであれば、建物を先に決めてから外構や門まわりを検討していくことをおすすめします。

ナチュラルな木製

まずは、木製の門扉。木製といっても床やテーブルと同じような素材ではなく、雨風に耐えられるよう加工を施した屋外用の素材が使われます。塗装によって色を自由に変えることができ、ナチュラルであたたかみのある印象になります。
合わせやすいテイスト:本格和風/アメリカン/カントリー

スタンダードな樹脂製

加工がしやすい樹脂製はどのような住宅にも合わせやすく、広く普及しています。木粉入りの樹脂を使ったものや木目調に加工したものもあるので、一見すると木製のように見えるのに、耐久性やメンテナンスのしやすさは木製より高いというメリットがあります。ただし、ものによってはチープな印象になることも。仕上がりの印象はデザイン次第といえます。
合わせやすいテイスト:シンプルモダン/ナチュラルモダン/和モダン

エレガントな鋳物製

洋風住宅では鋳物の門扉がよく似合います。鋳物はデザインが豊富で、曲線が作りやすいためエレガントな印象になります。レンガやタイルと組み合わせれば、テーマパークのようなファンシーな印象にも。ツル植物をからませたり、花かごなどをかけて飾ったりしても似合います。向こう側に視線が抜けるので圧迫感もありません。
合わせやすいテイスト:フレンチ/南欧風/その他ヨーロピアン調

扱いやすいアルミ鋳物製

鋳物よりも軽量で、モダンな質感のアルミ鋳物もあります。アルミ鋳物は溶かしたアルミニウムを鋳型に流し込んで作ります。鉄の3分の1と軽く、価格も比較的安いです。
合わせやすいテイスト:シンプルモダン/ナチュラルモダン

ロートアイアン製

熱した鉄を鍛えて形を作るロートアイアンは、柔軟に曲げることができオリジナルのデザインができるため、オーダーメイドの門扉で使われます。個性的で特徴のある住まいなら、門扉もユニークなものを合わせたいですね。
合わせやすいテイスト:ナチュラルモダン/インダストリアル

重厚感のある鉄製

しっかりとした塀とマッチする、重厚な鉄製の門扉。セキュリティ性は最も高いといえます。ただし、見た目通り重量があるためある程度の力を入れないと開け閉めしづらく、お子さんや高齢の方には不向きです。どうしても鉄製の扉にしたい場合は、格子の幅の狭いものや軽量タイプのものをおすすめします。
合わせやすいテイスト:ラグジュアリー/シンプルモダン/本格和風

軽量で安価なアルミ製

反対に軽量で開け閉めしやすいのがアルミ製です。雨や日光による傷みに強く、掃除もしやすいのが特徴です。アルミ板の状態だと無機質で圧迫感があるので、格子状に組まれていることが多いです。デメリットとしては、熱伝導率が高いため夏場は熱を帯びて高温になりやすく、冬場は外気で冷えやすくなります。
合わせやすいテイスト:シンプルモダン/ナチュラルモダン

人気の門扉デザイン

最後に、新築・リフォームで人気の門扉をご紹介します。ここまで見てきたように門扉の出材は実にバリエーション豊富ですが、住まいとのバランスを考慮し、どちらかというとスタンダードなタイプが好まれる傾向があります。また、全面を隠すのではなくルーバーなどで一部が透けて見えるタイプが近年の主流です。

シンプルを極めたルーバー門扉

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装飾を徹底的に省き、素材の質感もそのまま感じられるシンプルなデザイン。飽きの来ない普遍的なデザインで、価格もお手頃なため人気です。縦ルーバーなので日の高さに関係なく一定量の光を通し、ごく自然に内外の境界を仕切ります。サイディングにはもちろん、カラーセレクト次第で塗り壁のお宅にも合わせやすいです。

どんな家にも似合うスタンダードデザイン

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木目調のラッピングを施したアルミ材製の門扉。雨や風に強い耐久性とほどよいナチュラル感のバランスがよく、シンプルモダン、ナチュラルモダンなどどのようなスタイルの建物にも合わせやすいのが魅力。一部を開けたルーバー状デザインで、周囲からの視線を遮りながらも圧迫感がありません。

鋳物のオーナメントでやわらかな印象に

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アルミ製の門扉の一部に鋳物のオーナメントを組み合わせたデザイン性の高い門扉です。四角い平面の門扉に曲線が加わることでやわらかな印象になり、訪れる人を優しく出迎えます。またオーナメント部分は透け感があるため、こちらも圧迫感のない門まわりを演出します。全体が鋳物やアイアンでできているようなファンシーなものはちょっと、という方でも取り入れやすいデザインです。

エレガントでおしゃれなアルミ鋳物製門扉

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洋風の建物や白い塗り壁には、アルミ鋳物製の門扉がマッチ。ヨーロピアンなデザインが上質な雰囲気です。大型のものも多いので、特に門扉が広い邸宅でも取り付けることができます。細部のデザインは様々ですが、中世の城門のように鋭利な直線だけで構成されているものよりは、上部がカーブを描いている優美なスタイルが人気。高級感あふれるたたずまいで住まいの入口を彩ります。

まとめ

家の顔として家族やお客様を迎える門。素材やデザイン、開き方によって多種多様な門がありますが、大切なのは防犯面や開放感などの機能性と、全体の統一感です。岡山でも街中で見かけて「素敵だな」と思う家は、きっと外観デザインと門デザインがマッチしているはずです。

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