【徹底分析】リクシル・三協・YKK、三大テラス屋根メーカーの特徴
自宅のテラスに屋根があれば、天気を気にせずに洗濯物を干すことができたり、椅子とテーブルを置いてゆっくり寛いだり、便利な家事もはかどるお役立ちエクステリア(外構)商品の一つです。
テラスに屋根を設置することで洗濯物干しのお悩みだけでなく、日差しや熱線を遮断し室内の温度上昇を和らげることもでき、省エネにもつながっていきます。
今回は、そんなテラス屋根で人気の三大メーカーLIXIL(リクシル)・三協アルミ・YKK APの特徴や違いなどをご紹介していきます。
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1.LIXILのテラス屋根の特徴
LIXIL(リクシル)のテラス屋根は商品デザインが豊富にあるのが特徴といえます。
アルミ業界では国内シェア№1で、家屋のアルミ部分と色を合わせたコーディネートも可能です。
また、オプションの物干し関連商品も使いやすさにこだわった物が充実しています。
多くのお客様に選ばれる一般的なテラス屋根で、1階に設置するものと2階/3階に設置するものと4つのタイプがあります。
また、見た目がすっきりとした「F型」の屋根形状とゆるやかなカーブのついた「R型」の屋根形状の2種類があります。
本体のアルミ形材色 | シャイングレー・ナチュラルシルバー・オータムブラウン・ホワイト・ブラック |
屋根材 | ポリカーボネート・熱線吸収ポリカーボネート・熱線吸収アクアポリカーボネート・熱線遮断FRP |
屋根材の色 | クリアマット・クリアブルー・クリアブラウン・クリア・ミストグレー |
物干し | 吊下げ物干し・前後移動物干し・可動竿掛け(着脱式)・クリーンハンガー・壁付け物干し |
スクリーンパネル | 前面スクリーン(1段・2段)・側面スクリーン(2段) |
LIXIL(リクシル):スピーネ
①屋根形状が選べる
スピーネには2種類の屋根形状から選べます。
フラット屋根の「F型」はシンプルなので、モダンな住宅に調和し、また特殊な納まりの現場にも幅広く対応することが可能です。
アール屋根の「R型」は「F型」に比べて、雨・風の吹込みに対して効果があり、どんな住宅のデザインにもなじむのが特徴です。
②屋根パネルの機能性
割れにくい「ポリカーボネート」、熱くなりにくい「熱線吸収ポリカーボネート」はLIXILのカーポートにも使用されている屋根パネルです。
テラス屋根独自のパネルとしては汚れにくい「熱線吸収アクアポリカーボネート」があり、排煙・排気ガス・鳥のフンなどの汚れを光触媒の力で分解して雨で流すことができる素材です。
③特殊納まりにも対応
柱の移動や、屋根形状の加工ができるので様々な敷地条件や使い方に対応することができます。
また、後付けバルコニー一体型タイプもあるので、ご自宅の2階に新しくバルコニーとテラスを追加することもできます。
④スクリーンパネルでプライバシーを確保
テラス屋根の前面または側面にスクリーンパネルを取り付けることで外からの視線を遮ることができます。
また、雨や風の吹き込み防止にもなります。
サイズ・金額 1間(≒1800㎜)×3尺(≒900㎜)で¥77,800~
LIXIL(リクシル):フーゴFテラスタイプ
フーゴF テラスタイプとスピーネと大きく違うのは、テラスを躯体にネジ止めしない、独立型のテラスだという点です。
屋根形状はフラット屋根で、こちらは1階のみ取付可能です。
①独立型テラス
独立型でないテラスは躯体にネジ止めをすることで強度を保っています。
しかし、躯体にネジ止めをするということは、建物の外壁に穴を開けなければなりません。
独立型のテラスならば、躯体を痛める心配なく設置することができます。
②カラーバリエーションが豊富
本体色はLIXIL(リクシル)基本のアルミ形材色ですが、屋根枠にマテリアルカラー(木調色)を組み合わせることができるので、建物の外観に美しく調和することができます。
マテリアルカラーはクリエラスク・クリエモカ・クリエダークの3色です。
サイズ・金額 W1200×L2200 ¥135,530~
2.三協アルミのテラス屋根の特徴
三協(さんきょう)アルミは、モダン外構に合うようなスタイリッシュなテラス屋根が多いのが特徴といえます。
本体のアルミ形材色 | アーバングレー・サンシルバー・ダークブロンズ・ホワイト・ブロンズ・ブラック |
屋根材 | ポリカーボネート板・熱線吸収ポリカーボネート板・防汚ポリカーボネート板・熱線遮断FRP板DRタイプ |
屋根材の色 | かすみ・ブルースモーク・ブラウンスモーク・クリア |
竿掛け(物干し) | 吊下げ型調整式・吊下げ型上下可動式・テラス柱取付け型・壁直付け型・布団干しバー |
スクリーンパネル | 前面パネル(1段・2段)・側面パネル(1段・2段) |
三協アルミ:レボリューA・Z
レボリューA・ZはLIXIL(リクシル)のスピーネと同様に屋根形状が「F型」・「R型」の2タイプあり、三協アルミのテラス屋根中で「R型」があるのは唯一レボリューA・Zだけです。
2階/3階にも取付可能タイプのテラス屋根もあります。
➀豊富なサイズバリエーション
出幅方向・間口方向それぞれ豊富にサイズ展開しており、さまざまな敷地に対応するテラス屋根です。
他のメーカーには無い出幅20尺サイズまであるため、ゆとりあるテラス屋根空間が生まれます。
またテラス屋根同士を連結することも可能です。
②屋根パネルの機能性
レボリューシリーズにはLIXIL(リクシル)のスピーネと同様にお手入れのしやすい屋根パネルがあります。
「防汚ポリカーボネート」は表面を親水性の防汚層でコーティングされているため、雨によって汚れを浮かせて流すので、汚れにくくお手入れが簡単です。
③布団干しも可能
布団も干せる布団干しバーをオプションで取り付け可能です。
4段階で高さを調節できるバーは、テラスで気軽に布団干しができます。
④風・雪に強い
レボリューZは耐風圧強度風速=42m/秒に設定されているため、風の強い地域でも安心して設置できます。
三協アルミのテラス屋根の中で屋根形状「R型」の風に強い唯一のタイプです。
また、耐積雪量も50cm、100cmに対応しているので、積雪の多い地域でも安心です。
サイズ・金額 1間×(≒1800㎜)3尺(≒900㎜) ¥79,900~
三協アルミ:レボリューD
レボリューDはLIXIL(リクシル)のフーゴFテラスタイプと同様に独立型のテラス屋根です。
屋根形状はフラット屋根で、1階のみの設置となります。
①独立型テラス
躯体に固定しない独立式のため、幅広い外壁・躯体構造に対応できます。
サイズ・金額 1間(1800㎜)×4尺(1300㎜) ¥107,100~
3.YKK APのテラス屋根の特徴
YKK AP(ワイケーケーエーピー)はコストパフォーマンスに優れています。
価格重視でテラス屋根をお考えの方にはおすすめです。
本体のアルミ形材色 | ブラウン・カームブラック・プラチナステン・ピュアシルバー・ホワイト |
屋根材 | ポリカーボネート板・熱線吸収ポリカーボネート板・熱線遮断FRP板DRタイプ |
屋根材の色 | トーメイマット・アースブルー・スモークブラウン・アッシュグレイ |
物干し | 吊り下げ式 固定物干し・吊り下げ式 可動物干し・水平式物干し |
スクリーンパネル | 前面パネル(1段・2段)・側面パネル(1段・2段) |
目隠しパネル | 横格子・横ストライプ格子 |
YKK APのソラリアはLIXIL(リクシル)のスピーネ、三協アルミのレボリューと同等レベルのテラス屋根にあたり、屋根形状は「F型」・「R型」の2タイプあります。
①豊富なオプション
YKK APのソラリアは目隠しパネルに格子タイプものを取り付けることができます。
太目の横格子タイプと細目の横ストライプ格子タイプがあり、2種類を組み合わせることや、木調のラミネート材の格子にすることができるので、デザインの幅が広がります。
※LIXIL(リクシル)のスピーネや三協アルミのレボリューにもパネルオプションはありますが、ポリカーボネート板タイプのみになります。
②風・雪に強い
耐風圧強度風速=42m/秒に設定されているため、風の強い地域でも安心して設置できます。
また、耐積雪量は100cm相当まで対応しているので、積雪の多い地域でも設置することができます。
③特殊納まりにも対応
柱の移動や、屋根形状の加工、テラス屋根同士の連結ができるので様々な環境・敷地条件や使い方に対応することができます。
また、LIXIL(リクシル)のスピーネと同様に後付けバルコニー一体型タイプもあるので、ご自宅の2階に新しくバルコニーとテラスを追加することもできます。
サイズ・金額 1間(≒1800㎜)×3尺(≒800㎜) ¥82,800~ (※最小サイズは1.0間×2尺~)
YKK APのソラリアは柱の標準高さがH=2500㎜で設定されています。
LIXIL(リクシル)のスピーネ、三協アルミのレボリューは柱の標準高さはH=2400㎜で設定されています。
ソラリアは標準の柱高さが他のテラス屋根より高く設定されているため、同じサイズのテラス屋根より若干高い金額になっています。
この記事では、各メーカーのテラスをご紹介しましたが、少し金額をプラスしてサンルーム(ガーデンルーム)を検討してみるのもいいかもしれません。
4.テラス屋根に悩んだら、プロに相談!
テラス屋根はメーカーごとに特徴に微妙な違いがあります。
テラス屋根の設置をお考えの際には、家屋の敷地条件や日当たりや風当りなどを踏まえ、一度ご自身に必要なテラス屋根の機能とは何かを考えてみてください。
そして外構・エクステリア会社にご相談いただければ、お客様に必要な条件を満たすピッタリの商品をご一緒に見つけ出すことができると思います。
外構工事.proの安心基準
テラス屋根は、新築で設置するケースもありますが、暮らし始めてから数年経過した後にリフォームで取り入れるという事も多い建材商品のひとつです。
設置する必要性や目的も明確なので、施工会社に要望を説明し、最適な商品を提案してもらうことがポイントです。
性能面やアフターメンテナンスなどに関しては、事前にしっかりと確認しておくようにしましょう。
また、エクステリア建材のショールームは多くはありませんが、可能であれば、実際に大きさやデザイン、屋根材の素材などをご自身で確認した上で、選ぶことをおすすめします。
KGコンシェルジュが直営する「外構.pro」では岡山県の信頼できる地元の専門業者=プロをご紹介するために独自の評価基準を設けています。
外構・庭づくりの専門家職人歴10年以上で造園施工管理技士・造園技能士・ブロック塀診断士・エクステリアプランナー・樹木医などの資格を持つ岡山県の職人もしくは専門業者のみを厳選しています。
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