庭.pro / KGコンシェルジュ お庭と住まいのお役立ち通信【2024年1月号】

【お庭と住まいのお役立ち通信】は「庭.pro(ニワドットプロ)」「KGコンシェルジュ」の各サービスをご利用いただいたお客様に、お庭のことから住まいや暮らしのちょっとタメになるアイデアや実例をご紹介しています。

【お庭と住まいの豆知識】- 春のガーデニング準備を始めましょう –

冬の寒さが一層厳しくなり、春の暖かさが待ち遠しい今日この頃。多くの植物が休眠期に入り、寒さに耐え春を待っています。

この時期は年間のガーデニング計画をたてるのに最適な時期です。

お庭のレイアウトやデザイン、鉢やプランターの置き場所を考えながら、一年のガーデニング計画をじっくりたて、春のガーデニングシーズンにそなえましょう。

ガーデニング計画、何から始めればいい?

ガーデニング計画と言っても何から始めたらいいのかわかならい…という方もいらっしゃると思います。

それでは、ガーデニング計画とはどんなことを考えればよいのでしょうか。

①現状を把握する

まずは、お庭の広さはどのくらいか、植物を植栽するスペースをどこにするかなど、実際にお庭をつくる場所を決め、計測しましょう。

また、その場所の日当たり風通し土の状態もあわせてチェックしておきましょう。

植木鉢やプランターを使用し、ガーデニングを考えている場合は、実際に植木鉢やプランターを置く場所のスペースを計測しておきます。

◆下記の記事も参考にしてくださいね

【知っておきたいお庭づくり10のポイント】の記事はこちら

②お庭のイメージと植栽する植物を考える

次に、お庭のイメージレイアウト植栽する植物を考えましょう。

現状把握をしていく中で、その場所にあったイメージや植物がおのずと見えてきます。スペースにあわせて植栽できる植物の種類、既存の植物にあわせたレイアウトなどイメージが沸いてくるのではないでしょうか。

また、玄関からお庭などの動線も考えておきましょう。その際に注意したいのは、道路までの通路や洗濯物を干す場所など必ず通る生活動線を踏まえて考えることです。
植物は生長し大きくなるものもあります。植えてすぐは大きさがちょうどよくても、年数がたつと生長し、生活動線邪魔してしまう場合があります。生長後のことも考え、植栽場所は決めましょう。

イメージをしたレイアウトや植物などは忘れないように、書き出しておくと、道具や植物を揃えたり、実際にお庭づくりを行う時の参考になりますよ!

◆下記の記事も参考にしてくださいね

【ガーデニングを始める前に!おしゃれな庭づくりのアイデア10選】の記事はこちら
【庭づくりの失敗例Q&A~ガーデニングで失敗しないための対策】の記事はこちら

③具体的な計画をたてる

お庭のレイアウトや植栽する植物が決まったら、具体的な計画をたてましょう。

いつまでに道具や植物を用意するのか、植栽する場所の土壌作りはいつまでに終わらせればいいのか、植物の植えつけはいつにするか、あらかじめ計画をたてておくことで後々あわてて準備を行うことを防ぎます。

植物も私たちと同じように息をして毎日を生きています。植栽してから、「イメージと違った」「お庭の雰囲気にあわない」となっても、お庭を作り直すことは難しくなります。また、植栽場所の移動は植物にとってストレスになってしまうので、できるだけ避けたい作業です。

また、病害虫対策剪定など年間の作業もあわせて確認しましょう。その時期ならではのお手入れを確認しておくことで、1年を通した計画をたてることができますよ。

◆下記の記事も参考にしてくださいね

【庭のお手入れ 年間スケジュールを庭師が伝授】の記事はこちら
【[プロが教える]庭木の病気・害虫対策!消毒の最適時期やおすすめ薬剤もご紹介!】の記事はこちら
【庭木の剪定時期一覧表(全143種の樹木別剪定時期年間カレンダー)】の記事はこちら

④必要なものをリストアップし用意しましょう

具体的なイメージやレイアウトが決まったら、お庭づくりに必要な資材道具植物を準備します。お庭づくりに必要なものはホームセンターでそろえることができます。

理想は実際に見て購入するのがよいですが、お店へ行くのが難しい場合はインターネットショッピングを利用するのもいいでしょう。

この時期にガーデニング準備をするメリット

冬の時期は1年を通して植物の入荷が多くなり、今からが庭木の購入適時とも言えます。植木屋やホームセンターには多くの植物が並びます。

また、花の少ないこの時期は、春に向けて土づくりをしておくのに適しています。

土を掘り起こして、上層の土と下層の土をひっくり返す作業を天地返しと言い、1月~2月に行います。天地返しは遅くとも植えつけの1カ月ほど前には行っておきましょう。

植えつけの1カ月前までには、酸性度の調整を行います。ホームセンターなどで入手できる市販の酸度測定液で土の酸性度を確認します。酸性度はPH5.5~6.5が目安です。

酸性度が高い場合は、土に苦土石灰(くどせっかい)を混ぜて弱アルカリ性の土壌に改良します。

酸性度の調整とあわせて、土の状態も確認しておきましょう。害虫や古い根がある場合は取り除きます。有機物を含む土は植物の生育を促してくれるので、腐葉土や堆肥を加えておくのもおすすめです。

土壌改良が全体になじむまで1週間ほどまって、元肥(もとごえ)を施します。元肥は長くゆっくり効くほうがよいので、緩行性の化学肥料や遅効性の有機肥料を使用します。元肥は植えつけの1週間前には行っておきましょう。

◆下記の記事も参考にしてくださいね

【庭木が喜ぶ土づくり。庭木がよく育つ土とは!?】の記事はこちら
【庭木への肥料の与え方を庭師が伝授】の記事はこちら

ガーデニング計画のポイント

ガーデニングは思いつきだけではうまく進みません。自分のお気に入りのお庭をつくるためにまず大事なのは、自分なりのお庭のイメージをまとめることです。

どのようなお庭が好きか、日々のお手入れにどのくらい時間や手間をかけられるのか、まずはじっくりと考えてみましょう。

そのうえで、日当たり、スペース、立地などお庭の環境を把握し、その環境で育てられる庭木を選び、植えつけまでのスケジュールと必要なものを準備しましょう。

お庭づくりの方法に正解はありません。決して無理することなく、自分のペースにあったガーデニング計画をたて、素敵なお庭づくりを楽しんでくださいね

わからないことがあれば「庭.pro(ニワドットプロ)」までお気軽にご相談くださいね。

目隠しフェンスの撤去と新規設置(岡山市南区)

以前に庭木の剪定や消毒をさせて頂いたお客様より、フェンスの撤去と設置のご相談を頂きました。

設置場所はお隣との境界にあたり、車や自転車の駐車や洗濯物干しスペースの横になります。

既存の竹垣フェンスの老朽化に伴い、交換を検討されていたところでした。 耐久性に優れたアルミ素材の形状フェンスで、圧迫感の少ない横板格子タイプのものをご提案させていただきました。

また、横板を上から下まで全面に張るのではなく、上部800mmのみに張り付けることで、費用が抑えられるようにしました。

↓詳細な施工内容はコチラからご覧いただけます↓

 

-今月のスタッフ便り-

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