庭.pro / KGコンシェルジュ お庭と住まいのお役立ち通信【2023年10月号】

【お庭と住まいのお役立ち通信】は「庭.pro(ニワドットプロ)」「KGコンシェルジュ」の各サービスをご利用いただいたお客様に、お庭のことから住まいや暮らしのちょっとタメになるアイデアや実例をご紹介しています。

【お庭と住まいの豆知識】- 地震の被害を減らすためにできること –

いつ発生するかわからないから恐い地震。地震の発生やその規模を我々は予知することはできませんが、被害を減らすための対策を取ることは可能です。被災してから後悔するのでは遅い、地震への対策。被害を少しでも減らすためにも、お住まいの環境を見直ししてみませんか。

見直しは何を行えばいい?

建物の見直しは、まずは耐震診断を行うとよいでしょう。耐震診断とは、大きな地震で倒壊しない耐震性があるかを、耐震診断資格者が調査し、確認することです。

プロの目で調査し、確認することでお住まいの建物の弱点を認識し、耐震リフォームなど具体的な対策をたてることができます。

各都道府県や市区町村では、市・区役所内などに耐震診断・改修の相談窓口があり、耐震診断を実施している機関の紹介や、助成金制度の相談にも応じていますので活用するとよいでしょう。

見直しておきたい建物以外の環境

地震の被害を減らすためには、以下の建物以外の環境も見直しておくとよいでしょう。

・門やブロック塀などの強度を確認
・家具の固定
・けがの防止対策

門やブロック塀などにヒビや割れ目が入っている場合には、注意が必要です。ブロック塀の耐久年数は約30年と言われています。経年劣化によりヒビや割れ目などが入ったブロック塀は、地震で倒壊するおそれがあります。ブロック塀は道路側へ倒れた場合、避難や救助の邪魔になるおそれがあるので、見直しをしておきたいもののひとつです。

家具を固定していない場合、大きな揺れにより倒れる危険性があります。特に、タンスや食器棚など高さのあるものは、倒れてくると圧迫死をまねくおそれがあり大変危険です。また、外へ逃げようとした時に、リビングやダイニングなど通り道の部屋で家具が転倒し、道を塞いでしまう可能性があります。外へ逃げる時の動線を考えて、家具の配置を見直すことにより、避難をしやすくしけがの防止対策を行うことができます。

また、普段使用していない空き家老朽化したものも見直しし、適切な対策を行いましょう。

・空き家は解体し倒壊のおそれを防ぐ
・老木は樹木診断を行い、必要によっては伐採・伐根し倒木を防ぐ
・老朽化したウッドデッキやフェンスは新しいものに替える

特に樹木は外観からでは樹齢がわかりにくく、倒木の危険があるにもかかわらず放置してしまいがちなもののひとつです。健康そうに見えても、腐朽菌に浸され根が腐っていたり、幹の内部が空洞になってしまっていたりと素人では判断するのが難しいものです。
樹木診断を行い、樹木の健全度を確認することで、健康維持や地震での倒木への対策を行うことができます。
寿命がきてしまった樹木はそのままにせず、伐採や伐根をなど適切な処置をしてあげるのも、大切な庭木に対して私たちができる優しさではないでしょうか。

◆下記の記事も参考にしてくださいね
【ブロック塀耐震診断と撤去補助制度について】の記事はこちら
【腐朽したイチョウ・ムクノキ・エノキの高木伐採(岡山県倉敷市)】の記事はこちら
【危険木 診断・伐採・特殊伐採・枝打ち】の記事はこちら
【解体工事の基礎知識】の記事はこちら

不安を解消して安心な生活を

地震はいつ起こるかわからこそ、対策をついつい後回しにしてしまいがちですよね。

しかし「そのうち」と思っていても、地震は待ってはくれません。不安を抱えたまま、毎日を過ごすのでは「安心して過ごせる我が家」とは言いにくいですよね。一度、徹底的に見直し対策を行うことで、突然の災害に備えることができます。

上記に思い当たることがおありの方や、ヒビや割れ目などが入ったブロック塀を放置しているなど、気になることがあればお早めに「KGコンシェルジュ」までお気軽にご相談くださいね。

 

【庭.proの施工実例】日差し対策に収納可能なロール式のシェード設置(岡山市中区)

お部屋に入ってくる西日を遮断し、涼しくするため、収納可能な「ロール式のシェード」を設置しました。

ご自身で設置されていたフックで引っ掛けるタイプのシェードをロール式のシェードに変更することにより、お悩みであったシェードの取り外しの手間や、脚立を使っての危険な作業を回避できるようになりました。

↓詳細な施工内容はコチラからご覧いただけます↓

 

-今月のスタッフ便り-

砂埃で洗濯物が干せないお庭のリフォーム

今回は、私の姉家族のお庭のリフォームをご紹介したいと思います。

お庭は広いとはいえませんが、子供たちが喜んで遊んでくれる家族の大切な場所です。

住み始めて約8年のマンションのお庭は、綺麗だった芝が枯れてしまい土がむき出しの状態に。

固い土のため、子供が転んでケガをしてしまうこともあります。

そして一番の困りごとは、風が吹くたびに舞い上がる砂埃です。特に冬は空気が乾燥し、また家のすぐ隣が川ということもあり、風が強くと砂埃がひどいため、洗濯物がお庭に干せない状態です。

そのため、思いきってお庭をリフォームすることにしました!リフォーム後のお庭で目指したことは、「砂埃を防止する」「子供のケガを防ぐ」ことです。

次号では、お庭をどのようにリフォームしたかご紹介します。楽しみにしていてくださいね!

樹木やお庭のご相談はもちろん、住まいに関するお困りごとがあればお気軽にご相談ください。

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