庭.pro / KGコンシェルジュ お庭と住まいのお役立ち通信【2022年2月号】
【お庭と住まいのお役立ち通信】は「庭.pro(ニワドットプロ)」「KGコンシェルジュ」の各サービスをご利用いただいたお客様に、お庭のことから住まいや暮らしのちょっとタメになるアイデアや実例をご紹介しています。
【お庭の豆知識】春にガーデニングを楽しみたいなら2月に準備を!
まだまだ本格的な寒さの続く2月にお庭のお手入れをするのはちょっとおっくうに感じますが、春にお庭でお花を楽しみたいなら、2月から準備を始めるのがおススメなんです。
その理由は春に開花する植物も植え付けてから根付くまでには1~2カ月かかりますし、園芸店やホームセンターなどで春の花苗が多く流通するのは2月~3月なんです。もしこの時期に植え付けて春に開花する樹種や花苗選びに迷ったら、お気軽にご相談くださいね。
また冬の間に準備しておくお庭の手入れはその他にもたくさんあります。
土づくり…土を掘り返して寒風にさらす「天地返し」と呼ばれる作業をすることで土の中の害虫や病原菌を駆除すると共に、有機物は下層へすき込まれ、分解が促進されます。
落葉樹の剪定…落葉樹は葉を落として休眠状態の冬の間の剪定が基本です。木が休んでいる状態なので木へのダメージが少ないこと、また樹形が分かりやすいので切るべき枝を判断しやすいという利点もあります。特に冬の透かし剪定が適した樹種はエゴノキ・コブシ・サルスベリ・アオダモ・ヤマボウシ・シマトネリコ・ジューンベリー・コノテガシワなどです。
寒肥(かんぴ・かんごえ)…冬の間休眠している庭木や果樹に与える栄養補給の肥料のことで、春に元気な新芽をださせるためには欠かせません。
消毒…春先に発生しやすい害虫予防のための消毒はこの時期がおススメです。冬の間に卵や病原菌を消毒し駆除しておくことで、春に害虫が発生するのを防げます。
また冬の間の寒さ対策に室内に避難させている鉢植えも、お天気の良い日の暖かい時間帯に日光に当ててあげましょう。ただし、2月はまだまだ寒いので「そのまま夜まで出しっぱなしにしていた…」なんてことのない様に気を付けましょう。
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【施工実例 & お客様の声】4mに成長したシマトネリコの透かし剪定
以前は施主様ご自身で剪定されていたシマトネリコが手の届かない高さにまで成長したため剪定をご依頼いただきました。シマトネリコは本来自然樹形が美しい樹種なので、枝葉が混み合ったところを風通しを良くする「透かし剪定」をさせていただきました。(※シマトネリコの剪定は2月~3月がおススメです。)。
自分では脚立を使っても届かない高さになったのでお願いしましたが、とてもスッキリして気持ちのいい庭先になりました。さすがプロの庭師さんの仕事だなと感激です。
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我が家の庭木にも今年初めて自分で「寒肥」に挑戦しました。
本来独立した木に施肥をする際は「根の先端部分=枝先の真下あたり」に届く様に与えることが大切ですが、ちょうどその辺りには芝があるので、芝の上からだけでなく部分的にスコップで芝を少し浮かして肥料を入れて芝を元に戻す方法で行いました。
効果が分かるのは春ごろですが、去年元気のなかったモミジとカツラがどうなるか楽しみです♪
ちなみに…我が家の犬は油粕を食べてしまったので犬や猫を飼われている方は気をつけて下さいね!
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